窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

2013-01-01から1年間の記事一覧

長澤まさみの豊かな表情に注目「潔く柔く」

ようやく観られた。観そびれるところだった(まだ公開してから3週間だが)。 題名潔く柔く 原作いくえみ綾 監督新城毅彦 出演■高校時代/長澤まさみ(瀬戸カンナ)、高良健吾(春田一恵・ハルタ、カンナの幼馴染)、波瑠(川口朝美)、中村蒼(真山稔邦・マ…

NHK大河第46回「駆け落ち」

公式サイト http://www9.nhk.or.jp/yaenosakura/outline/story46/ 出演 太賀(徳富蘆花) 清水紘治(新島民治)←これまで書いていなかったので 粗筋 徳富蘆花は小説家として生きていきたい、そのために東京へ行きたいと考えており、久栄に一緒にきてほしいと…

2回目も面白かった。「清須会議」

題名清須会議(2回目) 劇場TOHOシネマズ ららぽーと横浜 雑感 三谷幸喜監督作品は、豪華俳優陣であることがひとつの特長になっている(らしい)。僕が観たのは「ステキな金縛り」だけだが、ちょっと贅沢過ぎる使い方だなと思ったものだ。特に佐藤浩市、篠原…

意外な拾い物「サプライズ」

題名サプライズ(原題:YOU'RE NEXT) 監督アダム・ウィンガード 出演ロブ・モラン(ポール)、バーバラ・クランプトン(オーブリー、ポールの妻)、ジョー・スワンバーグ(ドレイク、長男)、マーガレット・レイニー(ケリー、ドレイクの妻)、AJ・ボーウェ…

加藤あいが一般男性と結婚

2013年11月13日、加藤あい(30)が結婚することがわかった。相手は会社役員の一般男性(37)、「いい夫婦の日」の11月22日に婚姻届けを提出する予定。加藤あいは「平清盛」の明子役で知った。きれいな人だな、と思った。本郷先生(監修を務めた)がベタ惚れ…

スティーブ・ジョブスでした「スティーブ・ジョブス」

題名スティーブ・ジョブス(原題:Jobs) 監督ジョシュア・マイケル・スターン 出演アシュトン・カッチャー(スティーブ・ジョブズ)、ジョシュ・ギャッド(スティーブ・ウォズニアック)、アマンダ・クルー(ジュリー)、ダーモット・マローニー(マイク・…

深田恭子頑張った!「ルームメイト」

美人二人の顔を大画面で堪能しようという動機で観たのだが、意外にも(?)ストーリーも面白かった。 題名ルームメイト 原作今邑彩 監督・脚本古澤健 出演北川景子(萩尾春海)、深田恭子(西村麗子)、高良健吾(工藤謙介)、尾上寛之(長谷川伸一、保険会…

元祖イヤボーン「キャリー」

「イヤボーン」というのは、相原コージ・竹熊健太郎著の「サルでも描けるまんが教室」という漫画の中で喝破された法則である。その当該ページが「雪の峠・ピカピカぴかりんじゃんけんポン♪の舞」(半熟オムツライス、2012/02/20)の中ほどに公開されているの…

NHK大河第45回「不義の噂」

公式サイト http://www9.nhk.or.jp/yaenosakura/outline/story45/ 出演 門脇麦(久栄) 粗筋 同志社女学校からアメリカンボードが手を引くことになり、廃校の危機。八重は、宣教師たちに頼らない学校作りのためのチャンス! と、商工会議所の会員に寄付を募…

抜群に面白かった! 「清須会議」

「最後に笑うのは誰か」というが、一番笑うのは間違いなく観客だ。今年最高の一本といっていいのではないか。ついでに三谷作品としても過去最高の出来栄えと思う(といっても「ステキな金縛り」しか知らないけどさ)。今年100本目だが、節目にいいものを観ら…

テアトルシネマグループ(TCG)の会員になった

映画を一回観て1800円、というのは、決して高いとは思わないが、安く観る手段があるのであればそれを選びたいのは人情である。ただし映画館の方も、何もなくて安くするわけがないのであり、うまく選ばないと却って損をすることもないではない。これまではTOH…

奇妙な味わい「危険なプロット」

題名危険なプロット(原題:Dans la maison) 監督・脚本フランソワ・オゾン 原作フアン・マヨルガ 出演エルンスト・ウンハウアー(クロード・ガルシア、高校生)、バスティアン・ウゲット(ラファ・アルトール・フィス、クロードのクラスメイト)、エマニュ…

NHK大河第44回「襄の遺言」

この回でジョーが死ぬのかと思ったが死ななかった。「死ぬ死ぬ詐欺」だ。いや冗談で言っているのではない。タイトルをキャッチーにしたいのはわかるが、内容と乖離していたら結局人は離れていくだけなのに。これも視聴率対策とやらなのか。そんなものを気に…

不可能の反対は挑戦「42 −世界を変えた男−」

ジャッキー・ロビンソンがいなければ、野茂もイチローもいなかった。今年最高の一作かな、と思ったが、リストを見返すと、「アルゴ」あり「ラストスタンド」あり「終戦のエンペラー」あり……。とにかく、面白かったことは間違いない。 題名42 −世界を変えた男…

エンターテイメント!「グランド・イリュージョン」

派手なショーは見ているだけで楽しい。 題名グランド・イリュージョン(原題:NOW YOU SEE ME) 監督ルイ・ルテリエ 出演ジェシー・アイゼンバーグ(ダニエル、フォー・ホースメンのリーダー)、ウディ・ハレルソン(メリット、フォー・ホースメンのメンタリ…

超能力に目覚めたら……「クロニクル」

高校生の男の子が超能力に目覚めたら、まず何をするか。スカートめくりである(笑)。古今東西変わることのない真理なのだ。 題名クロニクル(原題:Chronicle) 監督ジョシュ・トランク 出演デイン・デハーン(アンドリュー・デトマー)、アレックス・ラッ…

10月に観た映画・これから観たい映画(2013/10/31)

10月に劇場で観たのは18本。一ヶ月に18本観たのは初めて。仕事が終わったあとに2本観るのはかなり集中力が低下することを体感。それと、記録を残すのが難しくなる(時間がないので)。それでも、「天使の処刑人 バイオレット&デイジー」は観たかったな。年…

ついていけない……「R100」

今月18本目。一ヶ月に18本も映画を観るのは生まれて初めて。感想の記事を書くのが追い付かない。(>_ 題名R100 監督・脚本松本人志 出演大森南朋(片山貴文、家具店勤務)、YOU(片山節子、貴文の妻)、西本晴紀(片山嵐、貴文の息子)、前田吟(節子の父)、…

観客が少なかった「人類資金」

本日2本目。なんと、観客は僕一人。殿さまになったような気分だった。そして殿さまがいかに孤独かよくわかった(笑)。それにしても封切り10日目でこれとは……。 題名人類資金 監督阪本順治 原作福井晴敏 出演佐藤浩市(真舟雄一、詐欺師)、香取慎吾(M/笹…

ロバート・レッドフォード監督「ランナウエイ」

追われる者は、追う者の手をすり抜けて逃亡する。こうした作品群はなんと呼べばいいのか。 題名ランナウエイ/逃亡者(原題:The Company You Keep) 監督ロバート・レッドフォード 出演ロバート・レッドフォード(ジム・グラント、弁護士/ニック・スローン…

誰も私のそばにいてくれない「ダイアナ」

主役の人は故・ダイアナ妃にそっくり(なんだろう、多分)。 題名ダイアナ(原題:Diana) 監督オリヴァー・ヒルシュビーゲル 原案ケイト・スネル「Diana: Her Last Love」 出演ナオミ・ワッツ(ダイアナ)、ナヴィーン・アンドリュース(ハスナット・カーン…

いくらドラマでもこれはいけない――NHK大河第43回「鹿鳴館の華」

元会津藩家老・山川家の末娘、捨松が、仇敵薩摩の大山巌に嫁ぐことになった。 公式サイト http://www9.nhk.or.jp/yaenosakura/outline/story43/ 出演 池田成志(大隈重信) 河北麻友子(津田梅子) 粗筋 帰国した捨松は津田梅子と日本で就職活動を展開するが…

真実は何か「トランス」

非常に面白かった。 題名トランス(原題:Trance) 監督ダニー・ボイル 出演ジェームズ・マカヴォイ(サイモン、競売人)、ロザリオ・ドーソン(エリザベス、催眠療法士)、ヴァンサン・カッセル(フランク、ギャング)、他 公式サイトダニー・ボイル監督最新…

NHK大河第42回「襄と行く会津」

回想シーンてんこ盛りの回。 公式サイト http://www9.nhk.or.jp/yaenosakura/outline/story42/ 出演 山野海(お吉)←これまで書いていなかったので 戸田昌宏(徳三)←これまで書いていなかったので 粗筋 暴漢に襲われた板垣退助を見舞いに行ったジョーは会津…

海外でも取り違え事件が「もうひとりの息子」

題名もうひとりの息子(原題:Le fils de l'Autre) 監督ロレーヌ・レビ 出演ジュール・シトリュク(ヨセフ)、エマニュエル・ドゥボス(オリット、ヨセフの母)、パスカル・エルベ(アロン、イスラエル国防軍大佐/ヨセフの父)、マハディ・ザハビ(ヤシン…

女同士の争いが殺人事件に「パッション」

題名パッション(原題:Passion) 監督・脚本ブライアン・デ・パルマ 原作フランス映画「ラブ・クライム 偽りの愛に溺れて」(2010年)のリメイク 出演レイチェル・マクアダムス(クリスティン、広告代理店の重役)、ノオミ・ラパス(イザベル・ジェームズ、…

NHK大河第41回「覚馬の娘」

日曜日は出かけていて見られなかったため、録画を視聴。 公式サイト http://www9.nhk.or.jp/yaenosakura/outline/story41/ 出演 加藤虎ノ介(伊藤博文) 粗筋 京都では知事と議会の対立が激化。地方の負担を増やす国の政策を受けて槇村は税の増収を図るが、…

ファンタジーなラブストーリー「陽だまりの彼女」(ネタバレあり)

観に行きましたよ。上野樹里が「のだめカンタービレ」以来三年ぶりにスクリーンに登場とあれば。 題名陽だまりの彼女 監督三木孝浩 原作越谷オサム 出演松本潤(奥田浩介)、大倉孝二(田中進、奥田の上司)、谷村美月(峯岸ゆり、奥田の同僚)、小籔千豊(…

2回目もちゃんと笑えてよかった。「そして父になる」

題名そして父になる 劇場TOHOシネマズ ららぽーと横浜 雑感(ネタばれあり) karigariさんが「そして父になる」感想―親が子を選ぶのか子が親を選ぶのか(ときどき休みます、2013/09/27)で 福山さんだけは映画の中で何も食べない。 と書かれていて、実に鋭い…

カネを取って見せる作品か!?「マリリン・モンロー 瞳の中の秘密」

一日2本、オードリー・ヘプバーンとマリリン・モンローはいい組み合わせだと思った。上映時間の妙で、ちょうどそうした組み合わせが可能だったことに感謝した。が、2本目は全くの期待外れだった……。こうした作品を劇場で見せる意図はどこにあるのだろうか。…