窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

2015-01-01から1年間の記事一覧

肝心なことをちゃんと描いてほしい。「花燃ゆ」第7話「放たれる寅」

なんだかもういいや、という気になって、放映日には見ず、脱落しかけたが、やっぱりせっかくなのでと思い直し、タイムシフトが消える前に慌てて視聴。悪くない。50回の中にこういう回が一度や二度あっても、悪いことはない。しかし、いいところも見当たらぬ…

今回もビミョー。「花燃ゆ」第6話「女囚の秘密」

今回は井川遙の回。ヒューマンドラマとしては面白かったが…… 出演 川島海荷(高須糸、久子の娘) 品川徹(大深虎之丞、野山獄の囚人) 日野陽仁(吉村善作、野山獄の囚人) 土平ドンペイ(志道又三郎、野山獄の囚人) 村松利史(河野数馬、野山獄の囚人) 小…

野球の映画ではなく人情物語「アゲイン 28年目の甲子園」

波瑠、門脇麦、和久井映見らがいい演技をした。 題名アゲイン 28年目の甲子園 原作重松清「アゲイン」 監督・脚本大森寿美男 出演中井貴一(坂町晴彦、元川越学院野球部主将)、柳葉敏郎(高橋直之、元川越学院野球部投手)、和久井映見(立原裕子、元川越学…

堤真一の怪演「神様はバリにいる」

バリの陽射しがまぶしい。 題名神様はバリにいる 原案クロイワ・ショウ「出稼けば大富豪」 監督李闘士男 出演尾野真千子(照川祥子、借金を負ってバリまで逃げてきた女)、堤真一(アニキ、大富豪)、ナオト・インティライミ(杉田、祥子を追ってバリまでき…

佐藤江梨子が結婚

2015年1月31日、佐藤江梨子(33歳)は一般人(45歳)との結婚および妊娠をブログで発表した。写真で見るとおなかがすごく大きいが、まだ安定期には入っていないという。これはフェイクなのかな? 本日は愛妻の日(佐藤江梨子オフィシャルブログ『SATOERI TIM…

幕末ばかりやる大河

頻繁に大河ドラマに出演する俳優さんがいる。いわゆる端役の場合は気にならない。また、「江」で徳川家康を演じた北大路欣也が「花燃ゆ」で毛利敬親を演じても、さほど混乱することはない。問題なのは、同じ時代の作品に、それなりに印象に残る役で出てきた…

面白かった部分と、がっかりな部分と……「花燃ゆ」第5話「志の果て」

今回は麻生祐未の回。ヒューマンドラマとしては面白かったが歴史ドラマとしては…… 出演 田中要次(福川犀之助、獄司) 本田博太郎(富永有隣) 宅間孝行(西郷吉之助) 東山紀之(桂小五郎) 高橋英樹(井伊直弼) 公式サイト http://www.nhk.or.jp/hanamoyu…

SWITCHインタビュー「中井貴一×糸井重里」

1月31日放映、「SWITCHインタビュー 達人達(たち)「中井貴一×糸井重里」」(NHK Eテレ) twitterで話題になっていたので見てみた。タイムシフト予約のメリットだが、テレビの視聴時間が延びてしまうのが問題だな……。お二人の対談(相互インタビュー)。前…

小野花梨が出演している!「繕い裁つ人」

今年の1本目。1月中に1本観られてよかったが、最近はなかなか映画を観に行かれない……。 題名繕い裁つ人 原作池辺葵 監督三島有紀子 出演中谷美紀(南市江、南洋裁店の二代目)、余貴美子(南広江、市江の母)、三浦貴大(藤井、大丸デパート勤務)、黒木華(…

やはり名作だ。「女子ーズ」

雑感 なんというか、傑作というほかはないと思う。劇場で観た時の感想でも書いたように、ポージングだけは残念だが。「女子ーズ」Blu-ray 本気版 初回生産限定版出版社/メーカー: キングレコード発売日: 2014/11/19メディア: Blu-rayこの商品を含むブログ (4…

今回は面白かった。「花燃ゆ」第4話「生きてつかあさい」

今回は面白かった。このクオリティが続くなら、ずっと観続けていたい。長塚京三の神回、と言いたい。 出演 麻生祐未(金子ツル、金子重輔の母) 井川遙(高須久子) 公式サイト http://www.nhk.or.jp/hanamoyu/story/story_04.html http://www.nhk.or.jp/han…

早くもため息。「花燃ゆ」第3話「ついてない男」

3回目にして、これから先を見続ける気力が奪われつつある……。 出演 泉澤祐希(金子重輔)……金子くんといえばもちろん、これから大変な運命が待っている人だが、あれ? どこで出てきたかな? 要潤(入江九一) 大野拓朗(野村靖、入江九一の弟) 東出昌大(久…

「先輩ROCK YOU」に中井貴一が登場

1月17日、「先輩ROCK YOU」(日本テレビ) 司会:大東駿介、加藤浩次、木南晴夏 ゲスト:中井貴一 twitterで、清盛クラスタにとって素晴らしい内容だったというコメントがあったので、見てみた。この辺はタイムシフト予約の威力だ。中井貴一は平忠盛だが、聞…

幸せへのキセキ(BD)

雑感 本作を劇場で観たあと、ネットでいろいろ感想を漁っていたら、「その動物園が地雷物件だとしても、もれなくスカーレット・ヨハンソンがついてくるんだとしたら、そりゃ借金してでも買うよね」みたいなのがあった。そりゃそうだと大いに頷いたのだけど、…

早くもため息。「花燃ゆ」第2話「波乱の恋文」

初回をベタ褒めしたが、今回はため息しか出てこなかった。 出演 大橋律(杉敏三郎、子役) 田中仁(内藤一馬、大組の御曹司) 鶴田忍(新山、内藤家との縁談を杉家に持ってきた仲人) 松本実(来原良蔵、長州藩士・江戸の長州藩邸にいる) 石丸幹二(周布政…

ラストミッション(BD)

雑感 昨年観た洋画の中で確実に五指に入る作品。「96時間」を観た人にとっては不満が残るかも知れないが、自分は十分楽しめた。いろいろ自分勝手なことをした父親と心に傷を抱えた娘が、徐々に距離を詰めていくところはやはりグッとくる。CIAきっての腕っこ…

超高速! 参勤交代(BD)

雑感 当初は240kmを4日で移動するのは相当にキツイと思っていたが、そうでもなさそうだ。調べてみると、経費節減のため、多くの大名が宿場町を通過する時以外は相当な速度で移動したらしい。記録では前田藩が480kmを7日で移動したこともあるそうだが(一日約…

「お正月パニック! 改暦大騒動」

公式サイト http://www.nhk.or.jp/timescoop/ 出演(レギュラー) 要潤(沢嶋雄一) 杏(古橋ミナミ) 雑感 1月1日放映のドラマ(スペシャル版)を録画で見る。明治5年に太陰暦から太陽暦(グレゴリオ暦)に改暦され、12月2日の翌日が明治6年(1873年)1月1…

NHKは大河ドラマをどこに引っ張っていきたいのか

NHKの公式サイトによると、「花燃ゆ」のドラマの見所は次の4つ。 幕末のホームドラマ 幕末の学園ドラマ 女たちの戦いのドラマ 男たちの命がけのドラマ ポスターには「幕末男子の育て方」という言葉が入っている。そして主人公の文は、志士たちのマネージャー…

当時の「国」とは/「花燃ゆ」第1話「人むすぶ妹」(続)

これはドラマに対する批判ではなく、ドラマを見て感じたことである。寅次郎も伊之助も、「日本のために」「日本を守るために」と盛んに口にする。「日本」という言葉は日本書紀の昔からあるわけだが、その意味するところは時代によって異なるはずで、江戸時…

登場人物の年齢は(その1)

1850年 役柄 役者 杉文 7 山田萌々香 12 吉田寅次郎 20 伊勢谷友介 38 杉百合之助 46 長塚京三 69 杉梅太郎 22 原田泰造 44 玉木文之進 40 奥田瑛二 64 小田村伊之助 21 大沢たかお 46 毛利敬親 31 北大路欣也 71 「花燃ゆ」がいつの時代まで描くつもりかわ…

良質のドラマ。「花燃ゆ」第1話「人むすぶ妹」

良質のドラマに仕上がっている。ここ数年の大河ドラマの中では出色(初回に関しては)。 出演 井上真央(杉文) 山田萌々香(杉文:子役) 長塚京三(杉百合之助、文の父) 檀ふみ(杉滝、文の母) 原田泰造(杉梅太郎、文の長兄) 久保田磨希(杉亀、梅太郎…

アナ雪コーナーのサプライズ/第65回紅白歌合戦

紅白歌合戦はとりあえず毎年見ている。知っている歌手は少なく、始まる時間はどんどん早くなるが間延びするばかりで、満足したことはなかったが、2014年の紅白歌合戦は実に見ごたえがあり、満足度の高い内容だった。といっても、アナ雪コーナーがよかったと…

「銀の匙」(BD)

雑感 やはり最後に涙ぐんだ。本作で広瀬アリスを知った。今や売れっ子女優だもんなー。 過去記事 何度も泣かされた。「銀の匙」(2014/3/7) (2020/7/30 記)

抜けはあるけど

昨年の大河ドラマは最後まで見たが、まだ最後の4話分の感想を書いていない。映画も、「観たけれど、まだ記録を残していない」のが7本ある。さらに、BD/DVD鑑賞で未記載分は6本。こつこつ記録をつけていくつもりだったが、いつになるかわからないため、とりあ…

染谷将太と菊地凛子が結婚

本日のびっくりニュース。染谷将太と菊地凛子が結婚したとのこと。 news(SHOTA SOMETANI OFFICIAL WEBSITE、2015/01/01) 昨年秋ごろからいろいろ噂になっていたらしいが、全く知らなかった(この手の噂に疎いので)。22歳と33歳。染谷クンにはまだ結婚は少…

「のだめカンタービレ 後編」(DVD)

雑感 DVDはずっと以前(2010年)に購入していて、一度見たことがあるのだが、イマイチだった。新しい大型テレビで見てみたら実によかった。劇場で7回見たが、ひとつの作品を7回という記録はまだ破られていない。(2020/7/30 記)