窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

ゴジラ

題名ゴジラ(原題:GODZILLA
監督ローランド・エメリッヒ
出演マシュー・ブロデリック(ニック・タトプロス、生物学者)、マリア・ピティ(オードリー・ティモンズ、ジャーナリスト、ニックの元恋人)、ハンク・アザリア(ビクター・パロッティ、カメラマン)、アラベラ・フィールド(ルーシー・パロッティ、ビクターの妻)、ジャン・レノ(フィリップ・ローシェ、フランス対外治安総局の諜報員)、マイケル・ラーナーエバート、ニューヨーク市長)、他
制作USA、日本(1998年7月11日公開)

雑感

すごいスピードで走り回る点が日本版のゴジラとは全く異なり、違和感。巨体でスピーディだと確かに恐ろしいが、現実味を欠くような気がする。そもそも地球の重力圏で、あのような巨体の生物というのがあり得るのか、あり得るとしてもあんな素早い動きは無理なのでは。象や犀を想像すると……。いや、恐竜のT-REXなどの例もあるから、おかしくはないのか……。

日本の「怪獣」はたいがい単体であり、繁殖については描かれないことが多いが、生物としてはそっちの方が考えにくいわけで、繁殖していく恐ろしさを描いたのは良かった。怪獣もの(パニックもの)としては結構面白かった。

「これはゴジラじゃない」という人は当時から多かったけど、この映画のヒットがなければ松井秀喜君がゴジラと呼んで親しまれることもなかっただろうから、今となってみればやはりよかったな。

GODZILLA [DVD]

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(2012/06/18記)