窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

観た後の楽しみ

映画の楽しみのひとつに、同じ映画を観た者同士で、あーだこーだ言い合う、というのがあると思う。

「あそこがあーだったねー」
「そうそう。でもあそこもこうだったし」
「ほんとにねー」

誰かと一緒に映画に行って、終わった後食事でもしながらこうした話ができる時が至福の瞬間である。ただ、残念ながらいつもそれが可能だとは限らない。相方の趣味が微妙に異なるとあまり楽しい感想会にはならず、却って逆の結果を招くこともある。自分の場合はこのパターンが多い。

こういう時、ネットはいい。一度も会ったことがない人とでも、サイバー上で盛り上がれる。と思ったのだが、オフィシャルサイトの掲示板はネタばらし禁止のため、奥歯にものの挟まったような言い方しかしておらず、物足りない。日記サイトはと思ったが、どう検索したらいいのだろう。「踊る大捜査線」で検索すると、オフィシャルサイトや、ニュースサイトなどが山ほど出てきて、個人で感想を書いたページには行き着かないのだ(まあ、ニュースサイトは毎日ロボットが来るけど、個人の日記サイトなんかは数ヶ月に一度くらいしかこないから、致し方ないが)。

昨日はやっと三つほど見つけておいたのだが、今日はふと思いついて、エンピツのランキングリストを表示し、ブラウザ上で「踊る」で検索してみた。出るわ出るわ、やっぱり大勢の人がこの連休に見ていたのだね。

ネタばれが困る方は、この辺で引き返すことをお薦めする。

そうそう、ゆうべのSMAP×SMAPで踊るパロディをやっていた。香取君の青島もおかしかったが、中居君の室井さんが超そっくりで爆笑。ゲストに織田裕二さん、真矢みきさん(本物)が登場したのはびっくり。ギャグに挑戦した真矢さんはとてもチャーミングだった。極めつけは前都知事が出て来て、「青島だぁ」をやったこと。伝説のネタを初めて見ました。

さて、皆さんの日記や公式サイトの記事を読んで、昨日の記事に訂正を。

新しい人が補充されていない、と書いたが、少なくとも刑事課にしてみれば、柏木雪乃が強行犯係の刑事になっている。また、制服の巡査だった緒方・森下が二人とも晴れて念願の刑事に。特に森下は強行犯係のようなので、和久・真下の抜けた穴は埋まっていることになる。

いずれにしても、ドラマ的には新しい顔ぶれがおらず、寂しい。映画の前作では新城補佐官という新しいキャラクタが生まれ、レギュラー入りした。沖田管理官は次作でも登場するだろうか?

あと、「印象的なセリフがない」と書いたが、思い出した。被疑者を確保したあと、「こんなことをして、あとで問題になるぞ」と言う一倉に対して、室井さんが言う。「責任は取る。それが私の仕事だ」。これは結構カッコ良かった。