窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

手紙−殺しへの招待−

「手紙−殺しへの招待−」は1975年11月に日本テレビで放映されたドラマ。DVDを購入して一気視聴。原作は天藤真「殺しへの招待」、監督は前田陽一

出演

感想

先月から、衛星放送のチャンネルNECOで放映中である。もともとはひし美ゆり子さんのファンコミュニティで、彼女が出演するドラマが放映されるという話を聞いて、見始めた。一話30分(実質20分)、毎週2話ずつ進む。土曜日の午前中に2話続けて放映されるため、これなら見られるかと、5週間、真面目に見ていた。

ひし美ゆり子さんの役どころもまあ興味深かったし、それ以外にも豪華キャストが揃っていて、期待以上だったのであるが、それより何より、これはミステリードラマなのだ。最初から謎が提示され、非常に不思議な事態が起きるのだが、まあ辛抱して見た。しかし、2話続けてくれるのが救いとはいえ、なかなか話が進まない。

全20話のうち、5週間、10話目で大きく話が動いた。殺されると予告された人は殺されず、これまでのところとりあえず一番怪しいと思われた人物が殺されてしまう。え? え? え? ……と思ったところで終わり。

ネットで検索してみると、32年前に放映された時は、一日一話、週に5話進み、一ヶ月で完結したという(なるほど、だから第6話の冒頭で、これまでの粗筋を紹介したのだな)。このくらいのスピードで進むのならわかるが、今のスピードは殺生だ。それに、これから先も5週にわたって欠かさず忘れず見られる保証もない。

3年前にDVDが出ているという。古いテレビドラマなのでこれは期待していなかったが、ということはレンタルできるかも知れない。と、近くのツタヤへ行って探したものの、見当たらず。別の店を探してみる手もあるけれど、遠くの店では返す時が面倒だし、いずれにしても、こうした古いドラマでは置いてある可能性は高くないだろう。

Amazonで検索してみると、DVDの在庫がある。それでつい、購入してしまった。これが7日の深夜(8日になってから)だが、「お急ぎ便」で申し込めば8日に届くという。ついつい、それに誘惑されたのだった。

というわけで、8日の夕方に到着。それから食事、風呂を挟んで残り10話分を一気に見たというわけ。少々疲れたが、それだけの価値はあった。

さて、このDVD、再び見ることはあるだろうか。結構なお宝映像的な部分もあるから、克明な記録を取ってサイトに、という気持ちも起きたが、その意味では既に下記のようなサイトがある。まあ、大切に取っておこう。

リンク

手紙 -殺しへの招待- DVD-BOX

手紙 -殺しへの招待- DVD-BOX