題名 | チャーリー・ウィルソンズ・ウォー(Charlie Wilson's War) |
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監督 | マイク・ニコルズ |
脚本 | アーロン・ソーキン |
制作 | トム・ハンクス、ゲイリー・ゴーツマン |
出演 | トム・ハンクス(チャーリー・ウィルソンズ)、ジュリア・ロバーツ(ジョアンナ・ヘリング:テキサスで6番目にお金持ちのセレブ)、フィリップ・シーモア・ホフマン(ガスト・アブラコトス:CIA)、エイミー・アダムス(ボニー・バック)、エミリー・ブラント(ジェイン・リドル)、他 |
制作 | USA(2008年5月17日公開) |
- 予想とかなり違う内容だった。もう少し気楽に、ハラハラしたりプッと笑いながら見られる映画かと思っていた。もちろん、かなりコミカルに描かれていて笑える箇所もあるのだが、扱っているテーマはかなりシリアスである。
- ソ連のアフガニスタン侵攻(1979年〜1988年)に対して合衆国(CIA)はアフガニスタンを支援し最終的にはソ連を撤退させた。チャーリー・ウィルソンズはこの支援活動に対する予算を大幅に増やし、ソ連に対する抵抗勢力であるムジャーヒディーン(もともとの意味は「ジハードを遂行する者」)を支援していくことになる。
- アフガニスタンがどういう処でソ連の侵攻とは何がどうしてその後どうなった、というようなことがほとんどわかっていない自分にとっては、筋を追いかけるのも大変だった。
- で、結局、この映画が言いたいことは、あの時は表に出なかったけどソ連を叩き出したのはアメリカなんだぞ、ということなのか。帰宅後、「ソ連のアフガン侵攻」とか「ムジャーヒディーン」とかをネットでさらりと調べてみたりしているわけだが、この時合衆国が支援し教育した兵たちの多くが、その後合衆国に対して同時多発テロを行なうことになるのだそうだ(志願兵の中にビン・ラディンもいたそうだ)。戦争だけを手伝って後始末をしなかったのは失敗だった、ということを訴えているのか?
- 扱っている内容が重たいのとは対照的に、登場する女性はみなセクシーで楽しめる(笑)。映画としてはよくできている。
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