DVD視聴。
題名 | アンフェア the movie |
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監督 | 小林義則 |
制作 | 谷泰三、亀山千広、島谷能成 |
出演 | 篠原涼子(雪平夏見)、江口洋介(斉木陣)、椎名桔平(後藤国明、テロリストのリーダー)、成宮寛貴(戸田、テロリスト)、加藤雅也(薫ちゃん)、寺島進(山路哲夫)、濱田マリ(蓮見杏奈)、阿部サダヲ(小久保祐二)、大杉漣(入江)、寺田農(警視総監)、向井地美音(佐藤美央)、加藤ローサ(浩子、美央の担当看護師)、浜田晃(篠崎、警察庁長官、立て籠もり犯の人質)、他 |
公式サイト | [アンフェア the movie] OFFICIAL SITE |
制作 | 日本、2007年 |
- ドラマまで記録を残すのは大変なので、ここには書いていないが、一ヵ月ほど前、ふとしたきっかけで「アンフェア」を見始めてハマった。TV版、TVスペシャル版と見て、劇場版を見た次第。ハマったといっても、どうなるんだか続きが気になって仕方がない、から見ていただけなんだが。そういう風に作ってあるのだから、それに釣られただけで十分ハマったといえるか。
- で、劇場版。さすがにTV版に比べると舞台装置もスケールが大きく、見せ場もあった。篠原涼子演じる雪平のキャラクターは好きだ。が、……
- 裏切り者は、意外な人間が裏切るから驚くのであって、その意味ではテレビ編の黒幕の正体は本当にびっくりしたものだ。が、テレビ編、SP編で次々と雪平の周りの人間が「実は……」となった挙句の劇場版だ。こっちも(雪平以外は)もう誰も信用できないと思って見ているから、そもそも感情移入ができない。
- 斉木はカッコよかったから(それに江口洋介は好きだから)、この人は裏切らないでほしいけど、結局最後は敵に回るんだろうな、と思ったらその通りになったし、テレビ編から雪平が信頼していた人物はあと薫ちゃんだけで、これも結局……
- 誰も頼る人がいない、信用できるのは自分だけ、という状況で、それでも命を賭けて敵と闘わなければならない、という極限状態を表現したかったのかも知れない。
- 警察組織も、決して善男善女の集団ではなく、派閥もあれば陰謀もある、私利私欲に走る人もいる、というのは、「踊る大捜査線」以来のフジテレビお得意の路線をさらに突き進めた感もあるが、いくらなんでも警察はあそこまで腐敗していないだろう。仮にそこまで腐敗が進んでいれば、もはや組織としての体をなせないだろうと思うのだが。ちょっと現実味に乏しい。
- 光っていたのは向井地美音の演技。あの年齢(当時9歳)にして、あれだけの表現力があるとは! 彼女は「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」にも出演していたんですね。知らなかった。今度確認してみよう。
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2007/09/19
- メディア: DVD
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