豪華な映画を堪能「アマルフィ 女神の報酬」

題名アマルフィ 女神の報酬
監督西谷弘
原作真保裕一
出演織田裕二(黒田康作)、天海祐希(矢上紗江子、旅行者)、大森絢音(矢上まどか、江子の娘)、佐藤浩市(藤井昌樹、紗江子の友人)、平田満(川越亘、外務大臣)、小野寺昭(菊原清文、在イタリア日本大使館大使)、佐野史郎(西野道生、在イタリア大使館参事官)、戸田恵梨香(安達香苗、在イタリア日本大使館の研修生)、福山雅治(佐伯章悟、フリーライター)、サラ・ブライトマン(本人役)、中井貴一(片岡、声のみ)、他
公式サイトアマルフィ 女神の報酬 公式サイト
制作日本(7月18日公開)

  • 面白かった。日本映画もこういうスケール雄大なものが作られるようになったのかと思うと感慨深い。
  • 俳優が豪華だ。男性陣でいうと、織田裕二佐藤浩市福山雅治中井貴一……みな主役が張れる人ばかり。中井は声だけだし福山は特別出演、となると、織田裕二が主役だから佐藤浩市が悪役か、と、佐藤浩市のファンでもある自分はいささか残念に思っていたところ、実際にはもう一人の主役というべき「いい役」だったので満足だ。
  • 考えてみたら、「踊る大捜査線」以外の織田裕二作品を見るのは初めてだ。織田は笑顔が爽やかだと思っていたが、今度の作品は一度も笑わなかった。しかし(青島とは対照的だが)渋くて格好良かった。
  • ストーリーも破綻なくよくできていた。ただし、黒田の正体が最後までよくわからなかった。当初は、警察機構の人間で、特別護衛官みたいな立場で、外交官のふりをして日本大使館に紛れ込んだのかと思ったが、公式サイトをはじめ、いくつかの解説を見てもみな「外交官」だとしてある。外交官なのに探偵みたい(刑事みたい、といった方がいいか)に推理力に優れ、拳銃の扱いも巧みというのは解せない。最後まで謎の人物でいいのかも知れないが……。最後のセリフ(次の仕事が終わったら考える)は笑えた。
  • 西谷弘は「容疑者Xの献身」の監督。ナットク。原作は真保裕一。これもナットク。

参考リンク

映画評だが、前者は、本作は単純な「バーチャル観光ムービー」ではなくなにより脚本がよくできている……といい、後者は、出演者と舞台(ロケ地イタリアの風景)は素晴らしいが物語自体はありきたり、という。どちらも正しいと思う。どれかが良いというのではなく、どれも良かったのだ。