窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

ついに白夜行を観た

前評判の高いドラマで、興味があったため、とりあえず第一話を借りてきた。テレビドラマだから一話50分かと思ったら、初回は90分以上あった。見てひとこと。これは続きを見ないわけにはいかない。借りられていないといいのだけど。

出演

放映

2006年1月12日〜

雑感

亮司と雪穂役の山田孝之綾瀬はるかがクローズアップされているが、第一話で二人の幼少時代を演じた泉澤祐希福田麻由子があまりに見事で、この二人を超えるキャスティングはあり得ないんじゃないかと思ったほど。ラストで7年後が少し映り、山田孝之綾瀬はるかが登場したが、少なくとも第一話に関しては完全に食われた感じ。

もう一人、刑事の笹垣が実にいい味を出していた。途中で転勤になるが、恐らくラストまで話に絡んでくる副主人公のような立場なのだろう。この人もうまい。

平田満は最近ヘンな役が多い。NHKドラマ「こんにちは、母さん」では仕事を投げ出して実家に逃げ帰ってきて、母親の恋人の息子の嫁に手を出そうとしたり、映画「アマルフィ 女神の報酬」では悪徳政治家だったり。このドラマでも、自分は女房に自分の部下と浮気されている一方、客の女に手を出し、さらにその女が金に困っているのをいいことに、娘まで差し出させる鬼畜な男を演じている。これが亮司の父であり、愛人の娘が雪穂である。

亮司の母役を麻生祐未。「官僚たちの夏」に出てきたタカビーな通訳ですね。彼女の愛人・松浦勇役を渡部篤郎。成長した雪穂の義理の母(?)役に八千草薫が特別出演。

サイトをちらりと見た限りだと、これからもっと悲惨な話になっていくらしい。最後まで見られるかなあ……。