雑感
いよいよ龍馬が江戸へ行くことになった。案内役は溝渕広之丞。武市も江戸へ行きたいが、病弱な祖母を置いてはいかれないと自分を抑える。
抑えられないのが岩崎弥太郎で、親父は喧嘩と博打に明け暮れて素寒貧だし、いくら寝る間を惜しんで勉学に励んでも、所詮土佐では出世できるはずもなし……で、家出を敢行。手形を偽造し、龍馬らとともに江戸へ向かう。手形は偽造してもお金はないから、道中費用を龍馬にたかろうという腹だ。
このまま弥太郎が江戸へ行くことになると、あまりにも歴史がねじまがるが、どう結末をつけるつもりなのか、と思ったら、土佐を出る最後の関所で引っかかり、弥太郎のみ引き返すことになった。
要は、龍馬は弥太郎の志も引き継いで江戸に向かった、ということが言いたかったのだろう。
弥太郎が龍馬を語る、という筋立てになっている以上、絡める限り絡めないと話ができないという事情もあるのだろうが、龍馬は別に弥太郎の志を受け継いだわけではないし、今回の話はちょっと作り話過ぎてイマイチであった。
それはそれとして、ヤクザ者に絡まれた弥太郎を龍馬が救う場面があったのだが、この時の福山雅治の立ち回りはなかなかカッコよかった。
リンク
- フロアライトとバラバラの家具(ヒマラヤスギ雑記、2010/01/18)
下の方に「『龍馬伝』の岩崎弥太郎に、誰かきれいな着物を着せてやってください!」がある。「オープニングの音楽は合ってない」に同意。