封切り翌日の21日に見に行った。面白いことは面白い。笑える箇所もあったし、泣ける箇所もあった。ただ、途中で一回時計を見てしまった。「アバター」でも「のだめ」でも「交渉人」でもそんなことはなかったのだが。
題名 | マイレージ、マイライフ(原題:Up in the Air) |
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監督 | ジェイソン・ライトマン |
出演 | ジョージ・クルーニー(ライアン・ビンガム)、ヴェラ・ファーミガ(アレックス・ゴーラン、ライアンの情事の相手)、アナ・ケンドリック(ナタリー・キーナー、ライアンの部下)、ジェイソン・ベイトマン(クレイグ・グレゴリー、ライアンの上司)、他 |
公式サイト | 『マイレージ、マイライフ』オフィシャルサイト 大ヒット上映中!! |
制作 | USA(2010年3月20日日本公開) |
雑感
ライアン・ビンガムが勤めるのは、解雇専門のコンサルティング会社(と思われる)。不景気で、各地で大量のリストラが行なわれている昨今の社会情勢の中、共感しやすい設定だ。対象者の説得、フォロー、裁判対策などたいへんな(あるいは、興味深い)問題が山ほどあるはずで、それにどう取り組むのかを描いた話かと思ったら……仕事に関してはサラリと触れるだけ。描かれるのは、一年間に320日以上も出張し、空港が我が家というライアンの生活の方だった。
落ち着いた生活など興味ない、誰かと結婚したいと思ったこともないとうそぶくライアンだが、同じく出張族のアレックスと知り合い、単なる行きずりの恋では済まなくなって考えが変わる。運命の人と出会って人生観が変わるというのはありきたりの設定だな……。残念ながら(あるいは、当たり前だが)この恋は皮肉な結果に終わるのだが。
アナ・ケンドリックはなかなか可愛かったが、彼女のしゃべる英語は全く聞き取れなかった。早口だし、発音も普通じゃないような気がするのだが……単にこちら側の能力の問題か?
今日の英語
ライアンが、ある女性に解雇を伝えようとしたところ、相手が先に「あなたが何を言いたいかわかっています」と言う場面がある。もちろんそれは字幕で見るわけだが、実際に彼女が言ったのは「I've got the drill.」なるほど! こういう時にdrillを使うわけだね! と妙に嬉しかった。(このdrillの使い方は、「入門ビジネス英語」のUNIT 43、UNIT 91で出てくる)
- アーティスト: サントラ,グラハム・ナッシュ,チャールズ・アトラス,ケヴィン・レリック,シャロン・ジョーンズ・アンド・ザ・ダップ・キングス,クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング
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リンク
- 空の暮らしはもっと空虚 映画「マイレージ、マイライフ」(asahi.com、2010/03/27)