雑感
タイトルは「ローマの休日」との語呂合わせか。
おりょうと過ごす最後の日々である。これがおりょうとの最後であると、当人たちは知らないわけだが、視聴者はみなわかっている。そういうドラマである。
「おばちゃーん」といって寄ってくる子どもたちに「おばちゃんちゃうわ!」と怒鳴りつけたり、龍馬に「一緒に風呂に入ろう」と言われて赤くなったり、飲んで朝帰りした龍馬に拳銃を突きつけたり、出発が一日延びたと聞いて急に機嫌がよくなったり……とギャグ満載で、史実もへったくれもないが、ドラマとしてこういう話を作ってみたかったのだろう。
- 『龍馬伝』45回(ヒマラヤスギ雑記、2010/11/08)
ドラマを見た時は、特に何も感じることはなかったのだが、ヒマラヤスギさんのエピガイを読んだらなぜか泣けてきた。