映画の公開直前に宣伝もかねて制作されたシリーズもこれで三度目。さすがにDVDを買う気は起きないが、見たかったのでさっそく借りてきた。僕がレンタルで新作を借りるのは珍しい。
脚本
監督
放映
- 2010年6月28日〜7月1日
雑感
あの3人のボケぶりは本編の中に挿入されるからいいので、ボケだけをピックアップしても、まあそれはそれで面白いんだけど……ぐらいの気持ちで見たのだが、今回は趣向が凝らされていて抜群の面白さだった。
ひとつは三人が出あった頃のことが(主に署長の妄想の中で)語られるのだが、若い頃に扮した三人の姿がまず笑える。しかも「太陽に吠えろ」を彷彿させるセリフまわしなど。これだけで一見の価値あり。
また、秋山副署長の奇妙な笑い声について袴田課長が言及すると、その笑い方を指導する場面がある。これがえらくおかしい。あの声は斉藤暁の発案だそうだが、これでスリアミの一角を射止めたともいえる。小野健吾が必死で真似をするが、無理。
さりげなく本編(THE MOVIE3)の宣伝も含まれており、なるほど本編への期待を抱かせる。本編を見る前に見ていたらさぞ盛り上がっただろう。映画をDVDでこれから見ようと考えている人は、その前にこちらを先に見ておくと楽しいかも知れない。もっとも正味30分にも満たないのにDVDも結構高い。本編の特典ディスクとして含まれていてもいいんじゃないかと思うが。
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2011/02/02
- メディア: DVD
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