窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

やっと見た「警護官 内田晋三」

公式な踊るスピンオフ作品である。

プロデューサー

脚本

監督

出演

放映

  • 2007年1月27日

雑感

踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!」は劇場で2回観たのだが、DVDを買うかどうかは微妙だと思っていた。これまで「踊る」はTVドラマ本編はもちろん、その後のTVスペシャル版(3回)、映画(2回)と全部DVDを買ってきたので、一応欠品なく揃えたい、という気持ちはある。が、特典映像以外は、多分、見ないだろうな、という気持ちもあり、それだけで買うにはちょっと高いなと思って躊躇していたのである。

が、「警護官 内田晋三」が収録されているということを知り、即座に買うことを決意。わずか6分ほどの作品だから、これだけDVD化するわけにもいかないのはわかるが、4年も前に制作され、一度テレビ放映されたきりだったため、見ることができずにいたのだ。ほんと、こんな小品こそ、ネットで200円くらいで販売するとか、もっと考えてもらいたいものだ。そして、「係長 青島俊作」は単独でDVD化されたけど、これこそOD3の特典映像として収録されてもいいくらいのものじゃないかと思う。こういうあたり、案外セコい。

踊る大捜査線の歳末SPではチラとしか映らなかった高橋克実だが、今回は(出世して?)SP役で登場。高橋克実の警官役は「交渉人」(フジではなくテレビ朝日だが)でなじみがあるが、神尾佑がいたため、おお、SPだと思った。が、よく確認してみると、本作品は2007年1月27日の放映で、「SP 警視庁警備部警護課第四係」より一年早い。「SP」で活躍した神尾を、経験を買ってチョイ役で出演させたわけではなく、この作品でSP役をもらったことが一年後のドラマ出演に結び付いたわけだ。そのドラマは映画化され、現在大ヒット上映中。ささいなきっかけが大きな結果を生んだものだ。

作品自体はこれといったオチのない、ただのいち挿話といった風なもので、ちょっと物足りない。それに、これといって踊るテイストがあったわけでもない。「交渉人 真下正義」の設定を借りただけで、甲本と遠山の顔を見なければ踊るだとはわからない。「踊る」のスピンオフというより、「SP」の萌芽を強く感じた。

いずれにしても、見れて良かった。

映画本編も、それ以外の特典映像も、まだ見ていない。

ちなみに「アフター311」だ。