題名 | モールス(原題:Let Me In) |
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監督 | マット・リーヴス |
出演 | ココディ・スミット=マクフィー(オーウェン)、クロエ・グレース・モレッツ(アビー)、リチャード・ジェンキンス(アビーの父)、イライアス・コティーズ(刑事)、他 |
公式サイト | 映画『モールス』公式サイト│8/5(金)TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国ロードショー |
制作 | USA、イギリス(2011年8月5日日本公開) |
劇場 | TOHOシネマズ ららぽーと横浜 |
雑感
2008年のスウェーデン映画「ぼくのエリ 200歳の少女」のハリウッドリメイク。最近、やけにリメイクが目につく。こうやっていい作品が受け継がれていくことは大切なのかも知れないけど。
グロイ場面は苦手なので、噛みちぎった肉などがあまり露骨に映る場面はちょっとアレだったが、全体としてはとても面白かった。殺人事件の犯人を追うミステリー&サスペンス的な要素もあり、アビーの正体がだんだん判明していく時の恐ろしさ(面白さ)と、それを知った時のオーウェンの心情を考えると興味深いものがある。
アビーの父も、正確には父でもなんでもなかったわけだが、彼女のことを知って自分の一生をアビーに捧げる決心をしたわけだろう。そして事実、捧げてしまった。オーウェンも幼くして自分の一生をアビーに捧げる決意を固めた。いったん踏み込んだら逃げることはできない。彼の今後の人生こそがホラーだ。
日本語タイトル
仲がいいのに一緒に遊ぶことを許されない子供がモールス信号で意思疎通をはかるという友情物語(あるいは、淡い恋愛物語)かと思った。実際、オーウェンがアビーにモールス信号を教える場面はあるのだが、壁越しにやりあう場面はなし。カットされてしまったのか? 原題を見るとLet Me Inで、これは確かにアビーが部屋に入る時のキーワードになっていたもの。話の内容も想像とは全然違うホラーだった。
【追記 - 2013/10/06】招いてくれないと家に入れない、というのは「ヴァインパイア・ルール」らしい。だとすると、このタイトルが彼女の正体を示唆しているわけだ。訳すのは難しいが、邦題を変えるべきではなかった。
配役
アビー役のクロエが13歳(撮影時)とは驚き。16とか17くらいなのかと思った。
リンク
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