窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

今年34本目の映画「ワイルド7」

ちょっと安易に人を殺し過ぎだが、アクションシーンは悪くなかった。中井貴一ってこんなワルい役もできるのね。

題名ワイルド7
監督羽住英一郎
原作望月三起也
出演瑛太(飛葉大陸)、椎名桔平(セカイ)、丸山隆平パイロウ)、阿部力(ソックス)、宇梶剛士(オヤブン)、平山祐介(ヘボピー)、松本実(B・B・Q)、要潤(藤堂正志、新聞記者)、本仮屋ユイカ(岩下こずえ、藤堂の同僚)、中原丈雄(成沢守、検事総長)、吉田鋼太郎(桐生圭吾、PSU統括者)、深田恭子(本間ユキ、謎の女)、中井貴一(草波警視正ワイルド7指揮官)、他
公式サイト大ヒット上映中! 映画『ワイルド7』公式サイト
制作日本(2011年12月21日公開)
劇場109シネマズ川崎

雑感

もう年内は無理かと思ったが、時間が捻出できそうだったので速攻で観に行った。これで今年映画を観に映画館へ行ったのは34回。昨年と同じだ。昨年は事情で8月は一ヵ月丸々休暇を取り、その間に11本観たのが効いたので、そういう意味ではいいペースだったといえる。

本作は、子供の頃そういう漫画が流行ったのは知っているが、どういう話かはまるで知らず、予告編も見ず、予備知識なしで観たのだが、こういう話とは思わなかった。

第一の事件で、立てこもり犯が人質を連れて(しかも顔を隠して誰が犯人で誰が人質かわからないようにして)外に出てきたのに、一斉射撃を行なったのは理解できないし、最後の事件であのように話を持って行くなら、何も武力攻撃をしなくてもよかったのではないかと思うし、他にも気になる点がないでもない。

そもそも日本において銃撃戦というのは非現実的だが、非現実的だからこそ、ファンタジーとして楽しむことができた。バイクが7台、連帯を組んで走るのは迫力があったし、坂を駆け上ったりビルの中を走り回ったりするのもすごかった。あとで解説を読むと、かなりの部分を瑛太はスタントを使わず自分で走っていたそうで、それも結構すごいなと思った。

深田恭子は「夜明けの街で」の仲西秋葉のような役より、今回の本間ユキのような役の方が合っている気がする。

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