2011年に観た映画

  1. 酔いがさめたら、うちに帰ろう。
  2. SP −野望編−
  3. 最後の忠臣蔵
  4. あしたのジョー
  5. ヒア アフター
  6. ツーリスト(2回)
  7. 英国王のスピーチ
  8. SP −革命編−
  9. はやぶさ Back to the earth
  10. 八日目の蝉
  11. まほろ駅前多田便利軒
  12. プリンセス・トヨトミ
  13. 127時間
  14. アンダルシア
  15. ブラックスワン
  16. モールス
  17. スリーデイズ
  18. はやぶさ/HAYABUSA
  19. ツレがウツになりまして
  20. アンフェア the answer
  21. 夜明けの街で
  22. 探偵はBARにいる
  23. 神様のカルテ
  24. 素敵な金縛り
  25. マネーボール
  26. カイジ2
  27. カウボーイ&エイリアン
  28. モテキ
  29. リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド
  30. 聯合艦隊司令長官 山本五十六
  31. ニューイヤーズ・イブ
  32. ワイルド7

年間34本(33作品)。本数は昨年と同じだが作品数が倍増した。洋画12本(11作品)、邦画22本(22作品)。2010年に続き、邦画の方が多かった。

2010年6月に小惑星探索機が地球に帰還したのを受け、既にプラネタリウムで上映されていた「はやぶさ Back to the earth」が改めて劇場公開されるとともに、新たに邦画が3本製作されることになった。その第一弾は竹内結子主演の「はやぶさ/HAYABUSA」である。自分は興味深く観たが、あまり世間で話題になっている様子ではなかった。

漫画を原作とする映画作品は、「めぞん一刻」「釣りバカ日誌」などの例を出すまでもなく昔から今に到るまで数多いが、撮影技術の向上や社会情勢の変化により、これまで無理とされてきた大昔の人気漫画が実写映画化されるようになったのは2004年の「CASSHERN」「キューティーハニー」「デビルマン」あたりが先鞭だったのではと感じている。その流れでこの年は「あしたのジョー」「ワイルド7」の実写作品が公開された。原作は好きな作品なので、いろいろと不満も残ったが、この手の作品は実写化してくれるだけでありがたいのであり、文句を言うべきではないのではないか……というような心境に到りつつある。それ以外の漫画原作作品は(自分が観たものでは)「岳」「ツレがウツになりまして」「モテキ」。

リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド」は(大ファンであった)ジョージ・ハリスンを描いたものということで観に行ったが、ドキュメンタリ映画は初めて。また3時間28分という長さも初めて体験するものであった(これまでの最長は「タイタニック」の3時間14分)。

昨年までは(今年の初頭くらいまでは)新たに映画を観ようという時は、どういう作品か調べ、面白そうかどうか(時間とお金をかける価値があるかどうか)を吟味し、面白そうと思った作品を観に行っていた。が、今年は、時間が空いたから今から観られるものを観よう、と、ほとんど予備知識のないまま観る機会が増えた。このような観方を初めてしたのは2009年の「カイジ」だが、それほどたくさんの映画を観ていない頃は、このような博打は打てなかった。ある程度数を観るようになって、余裕ができたことが、こうした観方を可能にしたと言える。また、そうして出会った作品の中に衝撃作が混じっており(「探偵はBARにいる」がそう)、これは映画の正当な観方である、という確信も持つようになった。下調べをして面白そうな作品を観る、というやり方では「探偵はBARにいる」には決して出会えなかったと思うのだ。

あまり予備知識がなくてもとりあえず作品世界を理解できる、という点では洋画より邦画の方が親しみやすい、と無意識のうちに判断したのではないか。そのため、邦画の数が増えたものと考えている。振り返ってみれば、洋画に関しては「ふらりと観た」ものはない。

今年、初めてその存在を知った役者で、この人はいい! と感じたのは松田龍平(「まほろ駅前多田便利軒」「探偵はBARにいる」)。あの独特の間の取り方、熱くなる相棒に対して妙に冷静な凸凹コンビがいい味を出していた。また、以前から顔も名前も出演作もしっていたものの、ほとんど意識していなかったのが、今年の作品で「この人はスゴイ!」と感じるようになった人が役所広司(「最後の忠臣蔵」「聯合艦隊司令長官 山本五十六」)。「聯合艦隊司令長官 山本五十六」は来年の日本アカデミー賞の筆頭候補だと思うがどうだろうか。

面白い作品が多く、順位をつけるのは難しいが、上記からベスト1を挙げるとすれば「ブラックスワン」と「八日目の蝉」が同点。番外が「探偵はBARにいる」になろうか。
(2014/1/2 記)

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