「外事警察」第2話「協力者」

出演

感想

ストーリーが複雑でちょっと気を許すとすぐにわからなかくなる。真剣に見ていてもわからないことが多い。今回も二度見ればわかると思うし、繰り返して見る価値のあるドラマという点ではよくできているのだが、毎回二度ずつ見ないと理解できないとなると、ちょっとつらい。

「外交官がテロリストとも関係を持っていたことがわかったら、国の家族はどうなるかな。俺たちに協力すれば守ってやる」と住本健司はラモンに持ちかけ、ラモンは「守ってください」とその提案を受け入れたにも関わらず、あっという間に暗殺されてしまう。住本班複数の人の目が光る中でだ。これは敵があっぱれなのか、住本がだらしないのか。

松沢陽菜らは協力者として下村愛子をロックオンし、協力者に仕立て上げようとする。松沢は下村と面識があった。「もしかして私をスカウトしたのは、そのためか?」とようやく松沢は気がつく。

五十嵐彩音は退職したにも関わらず、住本に協力しているらしい。「これだけよ」とは言っていたが。

尾野真千子の表情の変化がいい。悔しかったり、許せなかったり、呆気に取られたり、度肝を抜かれたり、……そして大概の場合、言いたいことが言えず言葉を飲み込む。その時の表情がは、下手なセリフよりも雄弁だ。

しかし松沢陽菜は存在感があり過ぎる。外事警察には向かないんじゃないかな。

住本は家族には自分の仕事の内容を話していないらしい。話しようがないのだろうが、住本絵美が娘に「パパ、いつまで続けるつもりなんだろうね」と話しかけていたところからすると、事実を知っている!?

追記(1/24)

結局2回見てしまった。2回見ると細部がわかる。

冒頭で松沢陽菜は事故で大けがを負うが、これは何者かに殺されかけたということらしい。それは現在の事件の2ヵ月後のこと――ドラマチックだが構成がやや複雑。これから何が起きるのか、いやがおうでも気にさせられる。

ラモンが殺された時、住本健司はメンバーに「この場を去れ」「離脱」という。最初は何と言っているか聞き取れなかった。存在を知られたくないからか。

上下関係をいうと、住本の上司は倉田俊貴、倉田の上司は有賀正太郎になるようだが、有賀・倉田、倉田・住本は仲が良くないらしく、倉田を飛び越えて有賀・住本が話をしているのが倉田には面白くないようだ。

松沢陽菜が下村愛子を知っていたのは、3年前の交通事故の時、松沢が交通課にいて事故の担当をしたから。この事故で下村誠一は植物人間になってしまったが、愛子は重傷を負うものの回復。この一件以来、愛子は松沢を命の恩人だと感じるようになった。

松沢らが追うターゲットは愛子に好意をもっているらしい。ターゲットに深く接触できる人間として愛子がクローズアップされ、その時松沢は自分がスカウトされた理由を悟るわけだが、その時松沢は「いくら仕事だからといって、やっていいことと悪いことがある」と思い、それを五十嵐彩音に打ち明ける。が、五十嵐は「案外早く気付いたのね」とあっさり肯定。

しかし五十嵐が「迷っているようならやめなよ」と言うと、それに反発するかのように、「下村愛子に接触できるのは自分しかいない」と協力者の運営を買って出る。これは住本の描いた筋書き通りだったようで、住本は五十嵐に協力のお礼を言っている。五十嵐に相談にいくことを見越し、意地っ張りな性格を逆手に取って「やめろ」と言ったということか? そこまで計算して行動しているのか?

住本は協力者(ニケや下村)の前では「田村」と名乗っている。正体を隠す一貫だろう。こういうことを説明抜きでやられるからわかりにくくなる。説明がくどいほどあって、わかりやすいドラマがいいドラマだとは思わないが。

住本絵美は「パパ、いつまで嘘を続けるつもりなんだろうね」と言っていた。嘘だと知っているのだ。ただ家に迎えるだけの役ではなく、今後メインストーリーに絡んでくる場があるのか。

外事警察

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