DVD視聴。とにかくエピソード4〜6を見ないと、恐らく始まらないと思って、まず「新たなる希望」を借りてきた。シリーズ第一作で、当初は単に「スターウォーズ」だったけど、シリーズ化がなされたため、のちに「エピソードIV/新たなる希望」という副題がつけられることになった。
題名 | スターウォーズ エピソードIV/新たなる希望(原題:Star Wars Episode IV: A New Hope) |
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脚本・監督 | ジョージ・ルーカス |
製作総指揮 | ジョージ・ルーカス |
出演 | マーク・ハミル(ルーク・スカイウォーカー)、アレック・ギネス(オビ=ワン・ケノービ、元ジェダイ騎士)、ハリソン・フォード(ハン・ソロ、密輸商人)、キャリー・フィッシャー(レイア・オーガナ、オルデラン女王)、アンソニー・ダニエルズ(C-3PO)、ケニー・ベイカー(R2-D2)、他 |
制作 | USA(1978年6月24日公開) |
感想
この作品だけは、大昔に一回(ビデオで)見たことがある。ほとんど記憶に残っていないけど。CGはあとから作りなおしたというが、まだ技術が未成熟だったせいか、どうも「作り物」感が漂う。
しかし、とにかく面白いことは面白い。まず「異形の者」つまりチューバッカ(ハンの副操縦士、ゴリラのような顔立ち)やドロイドのC-3PO、R2-D2などのキャラが立っていて、実にユーモラスで味わい深い。基本はスペオペなんだけど、そこにチャンバラ(アクションというほどのものではなく、要はチャンバラ)、ラブストーリー(レイア×ルーク)、そして男の子の成長物語が絶妙に配分されている。そりゃあ受けるわけだよ。
エピソードIでナブー女王の髪型が日本髪を結ったみたいと思ったが、本作でのルークの服は柔道着みたいだ。
オビ=ワン・ケノービが早々に登場してびっくり。なるほどエピソードIでオビ=ワン・ケノービが登場した時、あっこれが若い時の彼か、と気づかなければいけなかったのだ。
フォースが何かということについては、繰り返し何度も説明があった。ジェダイ騎士がどういう者なのかも。やはりこれは最初に見なければいけない。
オビ=ワンはルークに、君の父親は偉大なジェダイ騎士だったと話し、父親が使っていたライトセーバーを託すが、父親が今どこにいるかについては口を閉ざした。で、ダース・ベイダーも旧知の間柄らしいが、誰?
粗筋
この世界は、ジェダイ騎士が絶えて久しく、銀河帝国による支配下にある。そんな中、反乱軍は帝国の宇宙要塞であるデス・スターの設計図を入手する。これで弱点を探り、反撃の糸口にしようというわけだ。
ダース・ベイダーは設計図奪還のために反乱軍の宇宙船を襲う。中にいたレイア姫は、囚われの身となる前にR2-D2に設計図を託す。R2-D2は通訳ロボット・C-3POとともに密かに宇宙船を脱出し、助力を依頼すべくオビ=ワン・ケノービの元に向かう。
惑星タトゥイーンに不時着した彼らは、いろいろあってルーク・スカイウォーカーのものとなる。R2-D2がオビ=ワン・ケノービへのメッセージを託されたと知ると、オビ=ワン・ケノービなんて知らないけどベン・ケノービなら知っていると言い、ベンの元に向かう。
実はベンこそがオビ=ワン・ケノービだった。名前を変え、ベンとして生活していたのだが……。レイア姫の助力依頼のメッセージを受け取り、オルデランへ向かうこととする。その頃、R2-D2を追ってきた帝国軍はルークの自宅を襲い、養父母を殺していた。身寄りがなくなり天涯孤独の身となったルークは、ベンとともにオルデランへ向かうことにした。
ベンとルークはハン・ソロとチューバッカを雇い、オルデランへ向かうが、なんと帝国軍は見せしめのため、オルデランを丸ごと破壊してしまっていた。ルーク、ハン、チューバッカらはレイア姫の救出に成功すると、反乱軍とともにデス・スターを攻撃。フォースの力を得たルークは、ついにデス・スターを破壊させるのだった。
ベンことオビ=ワン・ケノービはダース・ベイダーと一騎打ち。口では強がっているが、年齢のせいか、いまいちオビ=ワンが押され気味。最後は姿を消してしまった……
今日の英語
- The Force will be with you always.
配役
ハリソン・フォード、若い! でも唇をゆがめる独特の笑い方は当時からちゃんとしてる! レイア姫を演じたキャリー・フィッシャーは、1983年にポール・サイモンと結婚(一年で離婚)。当時21歳だったレイア姫も、もう55歳……