粗筋
五代が愛の誕生日のケーキを買いに行くと、その店の店主が殺されていた……
感想
- 犯人の動機はわからなくもないけど、何もわざわざ客が来ている時に実行しなくても……
- 凶器が見つからず必死で探すが、スープ（の入った寸胴）の中は調べなかったのか？ 捜査が杜撰だ。
- 五代が、何の証拠もなく、単なる憶測で「お前が犯人だ！」などと決めつけるのは問題。真紀子が怒るのは当たり前だ。これは（怒鳴りはしないけど）愛も同様。結果的に当たったからいいだろうというわけにはいかない。
- 亡き父がいくら財産は長男にすべてを譲ると言ったからといって、遺留分がある。もっとも父が死んでずいぶん経つようだから、時効かも知れないが、登記上の名義はどうあれお店の運営は兄妹で行なってきたのだから、二人が受け継いだと考えられる。店を売る話が出て初めて「取り分」ということになるので、いい弁護士に相談すれば何割か取り立てることは十分可能だったのではないか。そんなことも考えず、いきなり殺したのか……
- このドラマのような戯画化されたミステリーで犯人に説教するのはよくない。
