窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

NHK大河第11回「守護職を討て!」

まずい……すごく面白い……

出演

来島又兵衛を演じているのは誰か?(関戸将志?)

今日の見所

本編通り越して「次週予告」がすごい!

権八「にし、尚之助どのと夫婦になれ」
八重「お断わりいたしやす」

即答かよ!! その理由が「尚之助さまは、ずっとあんつぁまだと思って暮らしてきた。旦那様だなんて……」というのだが、ただの兄妹だったら、仕事に出かける兄を見送る時に、チラっと見てはニヤニヤ、なんて真似はしませんよ?

今回は三郎が脱ぐ。

粗筋

いきなり佐久間象山が暗殺される。後ろからいきなり斬られたのに、背中に傷があったという理由で(敵に背を向けて逃げた、武士にあるまじき行為があったとのかどで)お家断絶となる。松代藩は、厄介者の象山を切りたかったのだろう。

覚馬「先生は二度殺された。一度は刺客に、二度目は藩の愚かさに。松代のことばっかり言えねえ。会津も秋月さんを引きずり下ろした。わかってて、なじょすることもできねえ」

会津では、三郎が佐川官兵衛の部隊に志願するが、佐川からは断られ、父・権八からは激しい叱責を浴びる。二男坊ゆえ、こんなことでもなければ手柄を立てることはできず、焦っているのだろうと誰もが(視聴者も)思ったが真相は別だった。

鉄砲指南という役柄は武士として一段低く見られている。尚之助の開発した鉄砲は会津の役に立つのに、権八には発言力が弱いために聞いてもらえない。もちろん、自分には全く発言力はない。しかし仕官して取り立ててもらえれば、意見を言うことができる。だから……真相を知った権八は、三郎にやさしく声をかけるのだった。

権八「何かを変えんのはたやすいことでねえ。いっぺんではうまくいかねえ。それでもそれが正しいことなら、何度でも願い出て、ちっとずつでも変えていく。ずっとそうやってきた。親を見くびんなよ。だけんじょ。わしも我が子を見くびってたかしんねえ。にしは立派に会津の男だ」

感想

父も姉もわからなかった三郎の苦悩を、尚之助だけは気づいていた。この人の人たらしの術はどこまですごいのか?

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