イーストウッド最高「人生の特等席」

先週、偶然YouTubeで予告編を目にし、うわあ、この映画観たいなあと思ったのだが、昨年の11月23日の封切ではもうやっているところはないだろうな、と思いつつ調べてみたところ、一箇所だけ上映していることがわかった。それも今月22日まで。日程的にはかなり無理があったのだが、そのかなりの無理をして観に行った。観れて良かった。クリント・イーストウッド最高。

題名人生の特等席(原題:Trouble with the Curve)
監督ロバート・ロレンツ
出演クリント・イーストウッド(ガス・ロベル、スカウト)、エイミー・アダムス(ミッキー・ロベル、弁護士)、ジャスティン・ティンバーレイク(ジョニー・フラナガン、新人スカウト)、ジョン・グッドマン(ピート・クライン、ガスの上司)、ロバート・パトリック(ヴィンス、アトランタ・ブレーブスGM)、他
公式サイト映画『人生の特等席』オフィシャルサイト
制作USA(2012年11月23日日本公開)
劇場三軒茶屋シネマ

粗筋

ガスは優秀なスカウトだったが、80歳を超え、パソコンも扱えず、引退させるべきだとの声も上がる。ピートはガスが身体を悪くしているのではないかと心配し、ミッキーに様子を見るよう依頼する。

ミッキーは優秀な弁護士で、33歳にしてパートナー(共同経営者)第一候補となる。次の事件を無事に解決したらパートナーになれると張り切っている矢先に、ピートから連絡がきたため、しばらく仕事を休んで父親の仕事に同行することにしたが……

雑感

  • クリント・イーストウッドを初めて観た。
  • 老いた人間の役を、実際に老いている人が演じるのはさぞいろいろ大変だったのではと想像する。そもそもよく82歳にしてこれだけのセリフを覚えられたな……
  • ガスの頑固ぶりに最初はイライラしていたのだが、事情がわかってみるとその態度は納得のいくものであるし、優秀なミッキーのトラウマ、一度も褒めてくれたことのない父親が、自分の知らないところで自分を自慢にしていたと知って感動する場面、ガスの足を引っ張る同僚、なついている商売敵、親身になる上司。すべてがうまい。会えば喧嘩ばかりの親娘が徐々に距離を縮めていくところも……。最後、ミッキーが「パートナー契約を」と言われて、父親の口調を真似て「考えておく」と答える場面などは痛快。昨年のオスカーに全く絡まなかったのが不思議だ。
  • ただし、ミッキーがドラフトの翌日に才能のあるピッチャーを発掘するのはあまりにも出来過ぎ。メジャーで通用するレベルのプレイヤーにおいそれと出会えるわけがない。もう少し必然性を感じられる前振りがあってもよかったと思う。
  • あと、「私はもう33歳なのよ」というセリフのあったミッキー、33歳にしては目じりに皺があるなあと思って確認したら、エイミー・アダムスは38歳。エイミーに合わせて38歳の設定でも良かったし、逆に設定にこだわるなら33歳の役者を使えば良かった。ちょっとギャップを感じた。

配役

エイミー・アダムスは「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」に出演していた。記憶なし。

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