窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

飽きることなくあっという間の1時間半。「キャビン」

チネチッタという劇場に初めて行った。こんな場所があったなんて!

題名キャビン(原題:The Cabin in the Woods)
監督ドリュー・ゴダード
出演クリステン・コノリー(デイナ、「処女」)、クリス・ヘムズワース(カート、「スポーツマン」)、アンナ・ハッチソン(ジュールス、「淫乱」)、フラン・クランツ(マーティ、「愚か者」)、ジェシー・ウィリアムズ(ホールデン、「特待生」)、ブラッドリー・ウィットフォード(ハドレー)、シガニー・ウィーバー(監督)、他
公式サイト映画『キャビン』オフィシャルサイト
制作USA(2013年3月9日日本公開)
劇場チネチッタ

粗筋

若者5人はバカンスを過ごすため田舎の別荘に出かけていくが……

雑感

カテゴリーとしてはホラーになるのだろうか。別段、怖いと思うような場面はなかった(人が殺されるのを平然と眺めている人の心が怖いなと感じることはあったが)。二転三転して最後はアレな結末になだれ込むが、確かに設定は特異で先を予測することは難しい。そういう意味では飽きずに最後まで見られたので、十分合格点ではあった。

ただし最後はちょっと説明不足の気はした。自分が「彼ら」の立場に立ったとして、最後に「監督」から説明されたことはとても納得しがたい。普通の人なら誰だって「そんなバカな」と思うと思うのだが、あっさり信じたところで話が終わったのが物足りなかった。確かに、「監督」の予言が成就されるであろう示唆的な現象はあったのだが、もう少しきっちり描いてから終わってもよかったのではないか。時間にして1分もあれば足りる。

あーネタバレを避けようと思うと書くのが大変だ。これから観る人は、極力予備知識を排してご覧になることをお薦めする。

日本語タイトル

「キャビン」とカタカナで言われても何のことかわからない。「森の中の小屋」とかねえ……

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