窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

小野花梨の魅力「島の先生」第2回「お母さんを許せる?」

土曜日の夜は(映画に行っていて)見られなかったので、再放送を視聴。

出演(ゲスト)

粗筋

萌果は、母から手紙で再婚を告げられ、お母さんに裏切られた、お母さんは私を捨てたんだと号泣する。千尋が母親に電話すると、厄介払いというのはあながち嘘ではないのだと言われてしまう。

木内奈央は、親子で留学しており、自身は学校で事務職をしている。新しい通販事業を立ち上げようとしている田嶋彰芳らは、彼女が元Webデザイナーであることを知り、通販サイトの制作を依頼する。褒められて喜んだ奈央は、娘の食事の支度もないがしろにしてWeb政策に没頭。お腹が空いたと泣く娘につい手をあげてしまう。

感想

千尋のトラウマがはっきりしないが、どうやら娘がいたらしい。あの女の子は千尋の娘だろう。そして今いないということは……? 前回、仲間由紀恵があまりにもオバチャンぽいと書いた。これは意図的だった模様。結婚歴があるのかどうかはわからないが、少なくとも出産歴のある「(元)母親」なのだ。

田嶋が木内奈央に頼んだWeb制作、費用はどういう話になっているんだろう。あのような(凝った)内容ではそれなりの費用負担が発生するはずだが、まだ事業が立ち上がっていない現状では、その費用を誰が負担したのか。どうも無償でやるよう強要したっぽいが、だとしたら、そこが一番の問題なのではないだろうか。そのコスト負担の歪みが舞に向かったのだ。

木内奈央がそれを引き受けたのは、公式サイトの説明では「島民たちに気に入られようするあまり」とあるが、ドラマを見る限りでは田嶋に惚れていたように見える。いずれにしても、狭い狭い島で、地元民に嫌われたら生きてはいかれない彼女たちにしてみたら、頼まれごとに「断わる」という選択肢は実質的にはない。それを考えても、わざわざ島に留学するメリットはどこにあるんだろうと思う。

田嶋彰芳は里親を辞めたいと思っている。島の人の意識も様々だということだ。

配役

小野花梨は「南極料理人」の西村友花役の人。この映画で、実にうまいと思ったが、出演時間は短く、いずれじっくり見たいと思っていた。結構コンスタントに映画やテレビドラマに出ているようだが、僕が見るのは今回が2回目になる。実に可愛いし、なによりうまい。どうも登場人物がぱっとしない中、今回は彼女の魅力で1時間引っ張られたと言っても過言ではない。ただ泣き顔ばかりで笑顔が少なかったのは残念。また別のドラマで見たいものだ。