題名 | 謎解きはディナーのあとで |
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監督 | 土方政人 |
原作 | 東川篤哉 |
出演 | ■TVドラマからの登場:北川景子(宝生麗子、刑事)、櫻井翔(影山、宝生家執事)、椎名桔平(風祭京一郎、刑事) ■ゲスト:伊東四朗(唐沢、宝生家元執事)、鹿賀丈史(海原真之介、プリンセスレイコ号船長)、中村雅俊(藤堂卓也、プリンセスレイコ号客室支配人)、桜庭ななみ(藤堂凜子、卓也の娘/歌手)、要潤(石川天明、プリンセスレイコ号調理師見習い)、黒谷友香(結城千佳、プリンセスレイコ号船医)、村川絵梨(枕崎美月、プリンセスレイコ号船内新聞編集)、甲本雅裕(松茂準一、プリンセスレイコ号警備主任)、児嶋一哉(パラジ・イスワラン、プリンセスレイコ号ランドリーマネージャ)、六角精児(プリンセスレイコ号スタッフ)、田中要次(プリンセスレイコ号スタッフ)、生瀬勝久(京極天、乗客/カジノ好きの若社長)、志賀廣太郎(乗客/京極の秘書)、宮沢りえ(熊沢美穂、福引で当たった乗客)、竹中直人(高円寺健太、泥棒)、大倉孝二(高円寺雄太、泥棒)、団時朗(レイモンド・ヨー、被害者)、他 |
公式サイト | 『映画 謎解きはディナーのあとで』公式サイト |
制作 | 日本(2013年8月3日公開) |
劇場 | 名古屋ミッドランドスクエア |
雑感
全然期待していなかったのだが、意外にも、かなり面白かった。いや、期待値が低かったせいか……
TVドラマは見ていないのだが、心配された主役二人の演技も案外厭味ではなく、十分鑑賞に堪えるものだった。桜井は「神様のカルテ」よりこうした役柄の方が合っている気がする。本人の努力の賜物かも知れないが……
ミステリーとしてもよくできていた。後半で二転、三転する様は、(ギャグも含めて)ミステリーの面白さを堪能できた。
中村雅俊、生瀬勝久、竹中直人、宮沢りえらが要所を味のある演技で締めていたことも大きい。
北川景子が、全然上品に見えなかったのは(予想のうちとはいえ)残念は残念だった。カジュアルな時に、いかにも上品なお嬢様然としていれば、刑事になった時とのギャップが大きく、笑えたであろうに。あれでは風祭が「ホウ・ショウレイと宝生刑事の区別がつかない」設定が生きない。一目で同一人物とわかるもの。
ただ、「上品さ」を演技で出すのは、恐らく非常に難しい。上品さが本当に身に付いていなければできないと思うし、真の上品さを身に付けるのは長年にわたる躾と本人の不断の努力が必要であり、いくら猛練習を積んでも短期間に獲得できるものではないと思うからだ。
一方、宮沢りえの下品さにはびっくり。豪華客船に、景品で当てた一般庶民が一人乗り込んだ違和感を、ずっと醸し出し続けたのは見事。これはもちろん宮沢りえの演技力によるものだけど、上品さを身に付けることに比べれば下品に振る舞うことの方が、まだ易しいように思える。もちろん、宮沢りえは上品な演技にかけても人後に落ちないものであることは改めて述べるまでもない。
桜庭ななみ、可愛かったなー。「最後の忠臣蔵」以来の注目株なのだけど、ますます可愛さに磨きがかかっていて、満足。歌唱力が半端ではなかったが、これ、本人が歌っているわけじゃないよね?
(2013/09/20 記)
過去記事
- テーマ、映像、役者、日本映画らしさに堪能「最後の忠臣蔵」(2011/01/22)
- 桜庭ななみの水着姿(2011/01/29)