窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

巨匠の制作でも詰まらないものは詰まらない「オン・ザ・ロード」

ずっと観たかったのだがなかなか都合がつかず、ようやく終了間際に観ることができた。……詰まらなかった。詰まらない(自分には合わない)作品であることを、直接確認できたのは、良かったけど。

題名オン・ザ・ロード(原題:On the Road)
監督ウォルター・サレス
原作ジャック・ケルアック「路上(オン・ザ・ロード)」
制作総指揮フランシス・フォード・コッポラ、ジェリー・リーダー
出演サム・ライリー(サル・パラダイス〔ジャック・ケルアック〕)、ギャレット・ヘドランド(ディーン・モリアーティ〔ニール・キャサディ〕)、クリステン・スチュワート(メアリールウ、サルとディーンと三角関係〔ルアンヌ・ヘンダーソン〕)、ヴィゴ・モーテンセン(オールド・ブル・リー〔ウィリアム・バロウズ〕)、エイミー・アダムス(ジェーン、リーの妻)、キルスティン・ダンストカミーユ、ディーンの二人目の妻〔キャロリン・キャサディ〕)、他 ※〔〕内はモデルとなった実在の人物
公式サイト映画『オン・ザ・ロード』公式サイト
制作ブラジル、フランス、イギリス、USA(2013年8月30日日本公開)
劇場武蔵野館

雑感

1948〜1951年の出来事。なんでこんなに古い時代のことを改めてやるのか。日本の昭和時代なら懐かしさもあるけど、アメリカのこの時代を映されても郷愁の念はわかない(あとで調べると、原作が、主人公が作者を連想させる自伝的小説ということらしいのだが)。

まあ「青春ロードムービー」なるものが自分の肌に合わないんだろうな。旅に出れば自分がわかるというものでもないし、学生であれば一年くらい休学してもあちこちをぷらぷらするのは悪くないだろうが、学校を出たなら定職を持って仕事しろよと思うし。

自由がほしいとやたらにほざくが、君らのいう自由というのは、酒飲んで葉っぱ吸ってセックスすることかい? と言いたくなる。仕事で、半年とか一年とかかけてひとつのプロジェクトを推し進めて着地させるというのは、気の長い地道な努力が必要だけど、ものすごく刺激になるし、終わった時の達成感はちょっと他では得られないのだよ。

配役

今日の英語

  1. "I like young men like you."(「君たちが好きだ」)