追われる者は、追う者の手をすり抜けて逃亡する。こうした作品群はなんと呼べばいいのか。
題名 | ランナウエイ/逃亡者(原題:The Company You Keep) |
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監督 | ロバート・レッドフォード |
出演 | ロバート・レッドフォード(ジム・グラント、弁護士/ニック・スローン)、ジャッキー・エヴァンコ(イザベル・グラント、ジムの娘)、シャイア・ラブーフ(ベン・シェパード、地元紙オールバニ・サン・タイムズの記者)、スタンリー・トゥッチ(レイ・フラー、ベンの上司)、アナ・ケンドリック(ダイアナ、FBI捜査官・ベンの元恋人)、テレンス・ハワード(コーネリアス、FBI捜査官・ダイアナの上司)、ジュリー・クリスティ(ミミ・ルーリー、元過激派メンバー・逃亡中)、スーザン・サランドン(シャロン・ソラーズ、元過激派メンバー・逮捕)、リチャード・ジェンキンス(ジェド・ルイス、大学教授・元過激派メンバー)、ブレンダン・グリーソン(ヘンリー・オズボーン、元警察署長)、ブリット・マーリング(レベッカ・オズボーン、ヘンリーの娘)、ニック・ノルティ(ドナル・フィッツジェラルド、製材会社経営者・元過激派メンバー)、クリス・クーパー - ダニエル・スローン(ニック・スローンの弟)、スティーヴン・ルート(ビリー・クジマーノ、有機野菜の製造・販売業)、サム・エリオット(マック・マクラウド、ミミのパートナー)、他 |
公式サイト | 『ランナウェイ/逃亡者』10月5日(土)、新宿武蔵野館ほか全国ロードショー |
制作 | USA(2013年10月5日日本公開) |
劇場 | チネチッタ |
内容紹介
「ウエザーマン」はベトナム戦争反対を主張し爆弾テロを行なっていた過激派グループ。ミシガン州の銀行を襲撃した際に警備員を射殺してしまう。実行犯の一人は逮捕されるが、残りの実行犯とされるジュリー・クリスティ、シャロン・ソラーズ、ニック・スローンの3名は逃亡していた。
30年後、シャロン・ソラーズが自首するためにニューヨークに出向くが、その前に逮捕されてしまう。
ジム・グランドは、クマジーノからシャロンの弁護を頼まれるが、もっと他にふさわしい人がいると断わる。
ベン・シェパードはレイ・フラーからシャロンの事件を追うように指示され、FBIの捜査官で元カノのダイアナに会いに行く……
雑感
- いろいろ込み入った事情があったようだがうまく理解できなかった。だから「30年前の驚愕の真実」というのもなにを指すのかわからないまま、というのが正直なところだ。正直ついでに告白すると、途中ちょっと眠ってしまったのも原因だ。映画が退屈だったわけではないが……
- 逃亡劇は、事情がわからなくてもハラハラする。そういう意味では最後まで面白かった。しかし逃亡劇というのはロードムービーでもあるのだな
- ロバート・レッドフォードが観られて良かった(初めて観た)
- DVDがリリースされたら、もう一度筋を追いかけてみたい(劇場にもう一度足を運ぶほどの気は起きない)
配役
- シャイア・ラブーフは「アイ・ロボット」でファーバー役(当時18歳)、「トランスフォーマー」でサム・ウィトウィッキー役。うーん、記憶にない
- ジュリー・クリスティは「ダーリング」(1965)でアカデミー主演女優賞を受賞。72歳。
- スーザン・サランドンは「デッドマン・ウォーキング」(1995)でアカデミー主演女優賞を受賞。67歳。「ザ・クライアント 依頼人」(1994)はビデオで見たが覚えている。
- アナ・ケンドリックは「マイレージ、マイライフ」でナタリー・キーナー役。
- スタンリー・トゥッチは「ターミナル」でフランク・ディクソン役、「ジャックと天空の巨人」でロデリック卿役。
監督
ロバート・レッドフォードは、役者としては「明日に向って撃て!」が有名か。あとはわかる作品がない。オスカーも受賞してない。監督としては「普通の人々」でデビューしこれがアカデミー監督賞を受賞。「普通の人々」は高校時代に話題になったが、ロバート・レッドフォードの初監督作品だったのか。77歳。
今日の英語
- "You look older." "You look same."(「老けたわね」「君はかわらない」)
過去記事
- トランスフォーマー(2007/09/09)
- バックパックに入らない荷物は背負わない「マイレージ、マイライフ」(2010/03/22)
- ハリウッド版の「進撃の巨人」!?「ジャックと天空の巨人」(2013/04/23)
リンク
- ランナウェイ/逃亡者 30年前の同志訪ねる旅 (日本経済新聞、2013/10/04)