日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞(2013)

12月10日、日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞が発表になった。

選出された作品や俳優に特に異論はないが、嬉しかったのは、すべての俳優の出演した作品を観ていたことだ。強いていうと、上記作品の中で唯一「草原の椅子」は観ていない。観るチャンスはあり、観たいと思っていたのだが、実現しなかった。こうなってくるとますます惜しいものに感じられる。「舟を編む」を観たから黒木華はわかるが、これだけでは新人賞に該当するほどの印象はなかったからだ。

記事を読むと、真木よう子はダントツで、松田龍平は僅差で福山雅治を抑えての受賞とのこと。いずれも順当な線かと思う。個人的にはリリー・フランキーには大納得。対象になった作品が「そして父になる」「凶悪」のふたつというのも納得。この2作品での演じ分けは信じがたいほどであり、神がかり的ですらあったと思うからである。立て続けに両作品を観られたのは僥倖だった。

助演女優賞は正直、意外。田中裕子を抑えてのことだったそうで、それも意外。自分が感心したのは尾野真千子(「探偵はBARにいる2」「そして父になる」「謝罪の王様」)、宮沢りえ(「謎解きはディナーのあとで」)だが、もちろん伊藤蘭が悪いわけではない。(田中好子主演の「黒い雨」が1989年に作品賞を受賞しているのを受けて)「私ももらったよ」というコメントはすごく良かったな。

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