窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

またドキュメンタリーか!「マドモアゼルC」

題名マドモアゼルC(Mademoiselle C)
監督ファビアン・コンスタン
出演カリーヌ・ロワトフェルド(本人)、他
公式サイト映画『マドモアゼルC ファッションに愛されたミューズ』公式サイト
制作フランス(2014年5月9日日本公開)
時間93分
劇場TOHOシネマズ 川崎(スクリーン8/112席)

内容紹介

カリーヌ・ロワトフェルドが「VOGUE」誌の編集長を辞め、新雑誌「CR」の立ち上げ準備から発刊直前までを追いかけたドキュメンタリー。

雑感

マリリン・モンロー 瞳の中の秘密」や「愛しのフリーダ」と違い、映画、コンサート、テレビ出演といった「絵」はないが、「CR」の製作過程にはカメラを持ち込んで何ヶ月も密着取材をしたらしい。

以前も書いたが何度でも言う。これって、映画として映画館で上映するような内容なのか? 特別ドキュメンタリーとしてテレビの1時間番組に仕立てれば済む話では? 何か「事件」でもあったのであれば……たとえば火山が爆発したとかビルが倒壊したとか、それを撮影したフィルムでもあるなら、下手な特撮やCGなどより何倍も価値があるだろうが、だらだらと会議をしている風景を写して何が面白いのか。ああ、こんな話をしていたんだね、この時はこういう服を着ていたのね、という「記録」として関係者には価値があろうが、少なくとも僕には全く興味がない。

マドモアゼルCの生涯を、ちゃんと脚本を書いて、きちんとドラマとして役者に演じてもらいたかったと思う。

今日の英語

  1. Fashion beyond clothes.(ファッションは服を超える)〔CRのキャッチフレーズ〕

観客

たった3人! 

CR Fashion Book [US] No. 1 2012 (単号)

CR Fashion Book [US] No. 1 2012 (単号)