榮倉奈々の熱演「わたしのハワイの歩き方」

榮倉奈々を(実質)初めて見たが、うまい人だなあ。

題名わたしのハワイの歩き方
原作(?)小山田桐子「わたしのハワイの歩き方」(幻冬舎文庫
監督前田弘二
出演榮倉奈々(小山田みのり、編集者)、中村ゆり(早川愛子、みのりの友人/ハワイで結婚式を挙げる予定)、安田顕(塚原聡、愛子の婚約者)、佐藤みゆき(遠藤加代子、みのり・愛子の友人/愛子の結婚式の幹事をみのりに押し付ける)、高梨臨(吉村茜、ハワイ在住/婚活中)、宇野祥平(本間忠義、保険の営業マン/茜のストーカー)、上原美佐(エミ姐、茜と同じアパートに住む女)、吉永淳(マコちゃん、茜と同じアパートに住む画家)、瀬戸康史(鎌田勉、ハワイにお茶漬け屋を出店中)、池松壮亮(田嶋祐一、編集者/みのりの不倫相手)、鶴見辰吾(大橋社長、みのりの上司)、加瀬亮(阿部知哉、阿部財閥の御曹司)、他
公式サイト映画『わたしのハワイの歩きかた』公式サイト
制作日本(2014年6月14日公開)
時間119分
劇場丸の内TOEI(劇場1/509席)

内容

みのりは、友人の愛子がハワイで結婚式を挙げることになり、二次会の店選びを頼まれる。みのりの勤める出版社はハワイのガイド本を何冊か出しており、現地情報に詳しいと思われたためだが、実はみのりは一度もハワイに行ったことがなかった。

新しいガイド本を出す企画を立て、取材目的でハワイに訪れたみのりは、会社のお金で遊び倒そうと考えていたが……

雑感

最初、何かのプロモーションフィルムかなにかで映画だと思っていなかった。ちゃんとした映画で、しかもなかなか面白い作品だった。恋愛映画ということになるのだろうか? 来月の夏休みを控えて、時期的にもドンピシャの内容だった。

もっと英語がかわされるのかと思ったが、みのりが交友を持つ人はほとんどが日本人で、そのため会話もほとんど日本語だった。この点はわかりやすさを考慮してのことと思われるが、実際ハワイでは、英語がほとんど喋れなくてもなんとかなるのも事実であり、却ってハワイらしいのかも、とも思った。

みのりが勉に妙に絡むのはなぜだろうと最初は不思議だったが、みのりが自分の会社の節操のない仕事のやり方に不満を持っていて、といって自分がそれを改革したりするでもなくそれに流されていることにもっと不満を感じていて、似たような仕事の仕方をしている勉にそのフラストレーションをぶつけたとわかった時は、うまい話の持って生き方だと思った。

当初はみのりの言うことに反発を感じる勉だが、言われてみればもっともだと、態度を改めるところがカッコいい。こうなれば二人の行方は想像がつこうというものだ(そして実際そうなった)。やはりハッピーエンドはいい。田嶋祐一がその後どうなったのかは気になるけど。

劇場

丸の内TOEIは昨年「モンスター」「探偵はBARにいる2」を観ているのだが印象が薄い。その時から全席自由だったかなあ……?

書籍

公式サイトには特に原作については記載がないから、小山田桐子著の「わたしのハワイの歩き方」(幻冬舎文庫)は映画の原作ではなく、ノベライズなのだろうか? Amazonのサイトにはこうした情報がまるで載っていないから困る。

わたしのハワイの歩き方 (幻冬舎文庫)

わたしのハワイの歩き方 (幻冬舎文庫)