1850年
役柄 | 役者 | ||
---|---|---|---|
杉文 | 7 | 山田萌々香 | 12 |
吉田寅次郎 | 20 | 伊勢谷友介 | 38 |
杉百合之助 | 46 | 長塚京三 | 69 |
杉梅太郎 | 22 | 原田泰造 | 44 |
玉木文之進 | 40 | 奥田瑛二 | 64 |
小田村伊之助 | 21 | 大沢たかお | 46 |
毛利敬親 | 31 | 北大路欣也 | 71 |
「花燃ゆ」がいつの時代まで描くつもりかわからないが、明治元年(1868年)までも18年あるから、今の役の年齢と役者の年齢が乖離しているのは、ある程度は仕方ない。しかし、幕末のドラマを見る時にいつも思うのだが、維新回天は若者の手によってなされた、ということはもっと強調されるべきではないか。
吉田寅次郎は満29才で死ぬ。寅次郎の教え子である松下村塾の塾生たちは、さらに若い。藩主の毛利敬親自体も若い。あの怖い玉木文之進ですら満40、うちの会社であれば若手扱いされる年代である。寿命の違いもあるが、そういう若いエネルギーが世の中を変える力になったことをきちんと表現するため、もっと意図的に若い役者を当てるべきだと主張したい。
(2015/1/12 記)