窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「お正月パニック! 改暦大騒動」

出演(レギュラー)

  • 要潤(沢嶋雄一)
  • 杏(古橋ミナミ)

雑感

1月1日放映のドラマ(スペシャル版)を録画で見る。

明治5年に太陰暦から太陽暦グレゴリオ暦)に改暦され、12月2日の翌日が明治6年1873年)1月1日となった。12月が(ほぼ)なくなってしまい、世間では結構な騒ぎになった……程度のことは知っていたが、

  • 10月には新しい暦の販売が始まっていたが、11月に突如改暦が発布され、明治6年の暦を誰も知らないまま新しい年になった
  • これほど急な改暦の理由は明治政府の財政難にあった(旧暦だと明治6年は閏月があるため13ヶ月となり、官吏への月給を13回支払わなければならない。新暦に移行すれば12回で済む)

というのは知らなかった。西洋と暦を合わせるのは外圧によるものかと思っていた。

以前見た、シーズン6第6話「鎌倉 不都合な真実」の時もそうだったが、古橋が怖い。沢嶋が2015年のカレンダーを(うっかり)1873年に持ち込み、しかもそれを盗まれてしまう。そのことを古橋に告げると、「沢嶋さん。……なにやってんですか……マズイですよ」と静かに告げる。言葉で表わせば、「あなたのようなベテランのタイムトラベラーが、なに初歩的なミスをやってんですか」「それがどんなに大きな影響を及ぼすか、説明しなくてももちろんあなたにはわかりますよね」的なニュアンスなんだろうが、静かな分、心底軽蔑しているようにも思え、居たたまれなくなるのだ。

杏の演技は素晴らしいが、この表情はどこまで演技なんだろう。素が出ているとすると、東出クンも大変だ。
(2015/1/13 記)

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