ずっと書いていなかったが、映画を全く観ていなかったわけではない。いずれは記録しておきたいと思うが、取り敢えず最近のものから。
題名 | マイ・インターン(The Intern)【TCX/Dolby ATMOS】 |
---|---|
監督・脚本 | ナンシー・マイヤーズ |
出演 | アン・ハサウエイ(ジュールズ、通販ファッション会社のCEO)、ロバート・デ・ニーロ(ベン、シニアインターン)、レネ・ルッソ(フィオナ、エステシャン・ベンの恋人)、ジョジョ・カシュナー(ペイジ、ジュールズの娘)、他 |
公式サイト | 映画『マイ・インターン』オフィシャルサイト |
制作 | USA(2015年10月10日日本公開) |
時間 | 121分 |
劇場 | TOHOシネマズ 新宿(SCREEN 9/499席) |
内容紹介
ジュールズはベンチャー企業を立ち上げ大成功。良き夫、可愛い娘にも恵まれ、人生最高の幸せを満喫中。……に見えたが、仕事は突っ走り過ぎて社員はついていかれず、夫との間にも溝が。そんな時に、社会貢献の一環でシニアインターンを採用したが……
雑感
なんだろう、久しぶりにいい映画を観たと思った。いや、最近観た映画はそれぞれにいい映画だったのだが、アクション・サスペンス系が多く、ハートフルコメディタイプは久しぶりだったためか。特にどこに感動したというわけでもないが、全体として隙がなく、引き込まれた。
アン・ハサウエイが、いかにもベンチャー企業のCEOといった風で、それが成功の第一。自分もベンチャーを渡り歩いてきたからよくわかるが、分刻みのスケジュール、何にでも一言口をはさまずにはいられない、決断が早い、しかしすぐ気が変わる、なかなか他人に任せられない……などなど、典型的ではあるが、よくぞあそこまで、と思う。
急成長した会社の創業者が、経営者としての経験に乏しいから、外部から経営のプロを招聘する、というのは、まさにスティーブ・ジョブスがアップルにジョン・スカリーを招聘したのと同じケース。これはねえ数年後に創業者が追い出されるのよ。追い出された人は新たな会社を作って成功し、追い出した人たちはジリ貧になっていくと。成功例もあるのだろうが、出来上がった会社に入ってきていい思いをしようというのは、納得できないな。(映画の批判ではない。スタートアップにつきまとう問題)
アン・ハサウエイの着ている服が、毎日違うのだけど、そしてこれといって贅沢な装いではないのだけど、よく似合っていて、彼女の美しさを引き立てていた。衣装にも注目だ。
今日の英語
ベンがフィオナと初デートの帰り、「初めてのデートが親戚の葬式というのも、悪くないかも知れない。一気に打ち解けられるから」というようなことを言っていたのだが、ここで「Ice Breaker」と言っていた。今年の「入門ビジネス英語」に出てきた。
その他
久しぶりに感想を書いたけど、結構たいへんだなあ。
(2015年11月10日 記)