ノーマークだったが、登場人物を見て急遽観ることに。正解。
題名 | グラスホッパー |
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原作 | 伊坂幸太郎 |
監督 | 瀧本智行 |
出演 | 生田斗真(鈴木)、百合子(波瑠、鈴木の婚約者)、佐津川愛美(鈴木の教え子(?))、菜々緒(比与子、フロイライン社員・寺原会長の腹心)、浅野忠信(鯨、自殺屋)、山田涼介(蝉、ナイフ使い)、村上淳(岩西、蝉の相棒)、山崎ハコ(桃、情報屋)、石橋蓮司(寺原会長)、金児憲史(寺原Jr.)、吉岡秀隆(槿(あさがお)、押し屋)、麻生久美子(すみれ、槿の妻)、宇崎竜童(鯨の父)、他 |
公式サイト | 映画『グラスホッパー』公式サイト |
制作 | 日本(2015年11月7日公開) |
時間 | 119分 |
劇場 | TOHOシネマズ 新宿(screen 6/335席) |
内容
ハローインの日、人並みであふれかえる渋谷駅前にシャブ中のシリアルキラーが登場。巻き込まれた百合子が殺される。この事件には裏があることを知った百合子の婚約者・鈴木は、教師の仕事を辞め、事件につながるフロイラインに転職。比与子の下で健康美容食品の営業に励むが……
雑感
サスペンスあふれる筋立てで、引き込まれた。とても面白かった。
役者が皆達者で、役になり切っており、それが話を盛り上げた。特に比与子役の菜々緒は嵌まり役だと思った。寺原の愛人なのかと思ったがそうでもないのか?
最後のすみれのネタばらしはちょっとくどいと思った。その時点では、十分事情は察せられたからだ。ただ、物語冒頭の、ハローインの被り物をして迷子になった子が百合子にかばってもらういきさつは謎。偶然なのか? それともこの子は百合子と知って近づいたのか? 前者なら話が出来過ぎだが、後者ならなぜ百合子なのか説明がつかないし、そもそもリスクが高過ぎる。
渋谷での殺人のシーンは、本当に駅前で撮影を行なったのかと思ったが、ロケ+合成だそうだ。今はここまで出来るんですね。すごい。
岩西がしばしば引用するジャック・クリスピンの言葉だが、架空の人物だそうだ。うっかり信じかけた。
配役
- 菜々緒は初めてかと思ったが、「神様はバリにいる」で玉木宏の元カノ役で出演。「白ゆき姫殺人事件」にも登場している。
- 佐津川愛美も初めてかと思ったが、「キカイダー REBOOT」では光明寺ミツコ役で登場。
(2015年11月22日 記)
リンク
- 『グラスホッパー』の“ジャック・クリスピン役”はあの大物!(ニュースウォーカー、2015/9/25)
- 映画『グラスホッパー』の渋谷スクランブル交差点シーンに隠された秘密とは…?(ニュースウォーカー、2015/11/20)