出演(ゲスト)
- 橋本マナミ(中村七菜子、OL)
- 宇野祥平(星野健太、八百屋の店員)
粗筋
星野がある女性について調べてほしいと依頼に来る。その女性は閉店間際になって店に来てはネギを買っていくとのこと。彼女は美人で、質素で、慎ましやかな女性だ、連絡先がわかったら彼女をデートに誘いたい、と写真を見せる。確かに美人だが、それに比べて星野は……なので、ゴローとグレは「無理だろ」と冷たい。
カップルを装う方が目立たなくていいだろうと、かおるは今回の調査をゴローと蘭子に命じる。すぐに相手の名前や勤め先が判明。さらに恋人の存在も確認できる。と思いきや、別の男とも付き合っている様子。いや、さらに別の男とも……。一体何股かけているんだ、純情可憐どころかとんでもないビッチだ、とゴローは怒り出すが……
今日のゴロちゃん
- 「おれのネギ坊主がさ……」とちんちんを見せようとして蘭子に殴られる。
雑感
- 今回の話の運びはとても納得のいくものではない。
- 複数の男と付き合っているといっても、判で押したように、高級レストランで食事をして、プレゼントの買い物をして、そのあとホテル、となれば、二股三股ではなく、「商売」を疑うのは当然だ。誰でもやっているとは言わないが、今どきそう珍しい話でもなかろう。その真相にたどり着くのが遅過ぎる。
- 真相が判明したあとも、何か事情があるはず、と調査を続けると、七菜子がお金が必要だった理由がわかる。だから男の前では豪勢でも(相手のお金なのだが)、私生活は質素だったのだ。そこに星野が惚れたわけだ。
- しかし風俗業に従事する人のほとんどはお金が目的のはずで、そんなのは事情でも何でもない。うしろに誰かがいて、薬を覚えさせられて無理やり、とでもいうなら同情するが、自分の意志で、てっとり早くお金がほしい、じゃ風俗、としたわけだから、そういう人間なんだろう。まともな人は、お金が必要でも短絡的に風俗には走らない。若い以外に何の取柄もなければ選択肢は限られるが、七菜子の場合はかなりいいところに勤めているようで、もっと別の選択肢があっただろうと思うがな……
- ゴローはついに蘭子に告白、キスをする!
- 作者: 弘兼憲史
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