概要
忠清は、成之の情報を元に小垣城奪回の戦に出陣、見事勝利する。
鐘ヶ江氏はお家再興のため一人娘を忠清のお手付きとさせるべく、戦勝祝いとして閨の相手に差し出す。そのことを知った唯は、他の女を近づけたくないと、あやめの協力のもと、ふきに成りすまして(間違えてふくと名乗り)忠清の部屋へ行く。「戦はやっちゃいかんです」というふくは忠清に興味を持たれるが、閨の相手まではできず、そのまま逃げ帰ってくる。
久は成之に、あなたが父と忠清を殺し城主となる夢を見たと言い、成之は、それは正夢だと答える。
小垣城を奪われた高山氏は、戦力を増強して再度羽木家に戦を仕掛けてくる。忠清は打って出るが、三千の敵に対して味方は千。圧倒的に不利だが、唯は、21世紀の科学力でなんとかすることを誓い、現代に戻って来る。
雑感
- 黒島結菜は、ボーイッシュな役回りしか知らず、それはそれで可愛いが、長髪で着物を着てお化粧をした姿が信じられないほど美人で驚いた。今回はこの彼女の姿を見られただけで見た価値はあった。ただ天野小平太に言われていたが「落ち着きがなさ過ぎる」。それに、夜に殿の部屋へ行って「相手をする」のに閨を嫌がって逃げ出すというのも「何しに来たの?」。現在娘があのような場に引き出された時の反応としては自然かも知れないが……
- 成之は忠清の味方なのかも知れないと思ったがそうでもない? しかし前回、わざわざ謎かけをしたのはどうしてか。本心は忠清の味方をしたいが母が許してくれない? この件はまだ奥がありそう。
- 正名僕蔵が登場しないとイマイチ面白くない。
(2020/5/16 記)