窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「私の家政夫ナギサさん」第二話

サブタイトル

  • 「ヒミツのおじさんを隠し通せ! ライバルと急接近…」

放送日

  • 2020年7月14日

概要

酔いつぶれたメイを心配したナギサは朝までついているが、そこへ母・美登里が訪ねて来る。以前から朝寄ると言われてはいたが、忘れていたのだ。家政夫の存在を隠したいメイは押し入れに閉じ込めてやり過ごそうとするが……

肥後すこやかクリニックを落としてしまったことを同僚の前で詫びるメイだが、その時新人の瀬川クンが、挽回策として、相手のことをよく知ろう、と、オンラインセミナーの企画というふたつの案を出す。

また瀬川はアーノルド製薬との合コンの約束を取り付けてくる。ライバル会社と飲み会などとメイは心の中では反発するが、そこで田所との距離が少し縮まる?

ボタンを間違って持って帰ってしまったと詫びにきたナギサに、ボタンをつけてもらっている間、営業のヒントをもらい、再度、肥後すこやかクリニックに営業に行くと、今度は採用してもらえる。

母がまた訪ねて来るというので、部屋の掃除をナギサに頼むメイだったが、ナギサが仕事に取りかかろうとした時、早めにやってきた美登里に見つかってしまう……

雑感

わざと戯画的に描いているのだろうが、メイの母・美登里は相当な毒親だ。勤め人の朝は一分一秒が惜しい戦争だが、そこへたいした用事もなく訪ねてくるとか(いくら事前に予告がしてあっても)、出勤したあとも部屋に居座ろうとするとか。メイももう28で庇護下にある子供ではないのだから、ガツンと言ってやればいいと思うがいろいろトラウマがあって言えないのだろう。

それはそれとして、前回、メイの仕事ぶりはとても優秀な営業パーソンには見えなかったし、支店長ももう少し仕事をしろと書き、新人の瀬川の方が適性が感じられると書いたが、まさにドンピシャであった。

アーノルド製薬から失注したことを素直に詫びるのはいいけれど、挽回策を何も打ち出せない。その点、アイデアを出してきた瀬川は立派。とにかく、瀬川が「競合を知ろう」と言い出すまで、誰も競合研究をしていないのはなんとも呑気な会社だが、他社のMRであれ積極的にまじわっていいところは参考にしようと思う瀬川はエライ……というよりも、それができない人は、営業成績は伸びないと思う。

親のしつけの甲斐あってか、メイは心に欠けたところがある様子で、田所に対してもピリピリと神経を張ってしまうのもそのせいかと思うが、このような姿勢でよくこれまで営業成績があがっていたものだ。真面目であること、勉強熱心であること、可愛い女性であることなどが功を奏していたのかと思うが、もう続かないだろう。

今日はメイが寝室のドアを閉めた時に、そこに「火曜ドラマ 私の家政夫ナギサさん」と広告が入っていた。このシリーズでいくのか?
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