窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「私の家政夫ナギサさん」第四話

サブタイトル

  • 「今度は父襲来! 秘密の指きり…デートで鉢合わせ!」

放送日

  • 2020年7月28日

出演

概要

公式サイトより転記:

意気揚々と玄関の扉を開けたメイ(多部未華子)は、目の前に田所(瀬戸康史)を発見。ついに、田所に自分が隣に住んでいることがバレてしまう。しかも田所は「男性とお住まいなんですか?」と屈託なくメイに一撃を……。ナギサさん(大森南朋)を雇っていることを絶対に知られたくないメイは、それは父だと必死にごまかす。そして二人が隣に住んでいることは「ヒミツ」にしようと提案。メイと田所は二人だけの「ヒミツ」を共有をすることに……。

ある晩、メイの父・茂(光石研)がメイの部屋にやって来た。美登里(草刈民代)からナギサさんの話を聞いていた茂は、ナギサさんに興味津々。人懐っこくナギサに酒をすすめ、メイには決して語らなかったナギサのプライベートが明らかに!?

一方、医師の肥後(宮尾俊太郎)はメイに猛アプローチ。メイは誘いを断れず遥人(眞栄田郷敦)を伴い、懇親会という名のデートをすることに。するとそこへ、田所と薫(高橋メアリージュン)がやって来た。まさかのデートの鉢合わせに、メイは混乱! さらに肥後が思わぬ行動に出て、事態は思わぬ方向へ……!?

綱島で閉店する飲食店が続出。大々的な土地の買い占めが進んでいるらしい。副支店長の松平が、どうやら総合病院ができる計画があるらしいとの情報を得てきた。この情報はまだアーノルド製薬はつかんでいない。先に話を進めて契約を取るぞ、と皆にネジを巻く。そんな松平に、支店長の古藤は、九州へ異動の話があることを伝える。支店長の席が空いたと。

メイの父・茂は間もなく還暦なので、それを名目に家族四人で集まりたい、孫の顔も見たいという。唯が家を出てから家族が集まることはなくなっていたのだ。母も唯も意地っぱりだから、難しいだろう。その話を聞いたナギサは、自分にできることがあるのではないかと考える……

今日の宣伝

割と早い段階で、田所のシャツの背中に。CG合成ではなく、本当に服に縫い込んでいるらしい。いや、初めからそうだと思っていたけど。初回のタオルは販売されたらほしい。
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雑感

メイがナギサに、隣人の田所に会ったら父親のふりをしてほしいと頼む。家政夫を雇っていることがわかったら恥だから、と。これまでの三回で、母親の呪いも解け、ナギサの仕事の貴さも理解できたはずと思っていたが、依然としてメイはこんな失礼なことを平気で口に出す。差別というのはこうして生まれ、広まっていくのだろう。ナギサは、恐らくこうした物言いには慣れており、気にしてはいない風だったが……

もっとも、ナギサの職業倫理にも疑問符が付く。茂がメイに、自分の還暦祝いに家族で集まりたいと相談する。茂はメイに相談したのであって、ナギサにではない。家政夫は、家に出入りするわけだから、家の事情がいろいろとわかってしまうが、それに対して見ざる・言わざる・聞かざるを貫くべきなのは当然のこと。それなのに、断わりもなく唯に話してしまうう。メイにも協力を申し出る。一見、親切なようだが、こんな風に家のことを書ぎまわって余計なことに平気で首を突っ込むような人は、家政夫には向いていないのではないか。メイがナギサを正式に雇うにあたって契約書にサインをしたが、その契約書には守秘に関して言及がないのか。

ナギサと父との会話から、ナギサが独身であることがわかる。

肥後のプロポーズだが、婚活アプリでメイが「いいね」を押してしまったために肥後がその気になってしまったのだから、間違いならさっさと詫びるべきだ。仕事でつながりがあるから気まずい思いをしたくない、面と向かって言いにくいと先延ばしにしていては、事態を悪化させるだけだろう。ちょっと、ひどい。

肥後とメイ、田所と薫、それぞれのデートのあと、帰る方向が同じ田所とメイは、近所の公園で、さらに飲みを。仕事熱心なことも、食の好みが一致していることもわかり、意気投合する……


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(2020/8/5 記)