窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

徹子の部屋(平野レミ)

8月12日の放送回で、平野レミが出演したというので見てみた。和田誠の永年のファンだったので。平野レミをテレビで見るのは初めて。ああいう話し方をする人だったのか。

現在73歳、夫の和田誠とは昨年亡くなるまで47年の結婚生活で、それで今でもあんなに好きなのかと驚いた。好きだという気持ちを大げさに口や態度に表わす性格でもあるんだろうけど。

平日は15分刻みで打ち合わせがあり、土日は打ち合わせも電話もないからやっと仕事に専念できると事務所にこもっていたとのこと。売れっ子作家だからそうなるのだろうなとは思うが、改めて聞いてびっくり。一緒に過ごす時間が短かったことが、長く新鮮な気持ちを保っていられた理由か。

週刊文春の表紙2000回の達成を期して、いろいろ抱えていた連載を全部やめましょう、といってやめさせたそうだ。それからあちこあちに旅行したとのこと。「やっと私だけの和田さんになった」と言っていたが、週刊文春の表紙の新作をやめたのは2017年だから*1、ようやく訪れた新婚(?)生活も、わずか2年足らずだったことになる。でもそのような時間が持てて、本当に良かったと思う。

というか和田誠は81歳まで仕事を続けていたのか。それは働き過ぎだ。

長男の唱さんが結婚する時、相手が女優さんだというので、誰かと訊いたら「お母さんは知らない人だよ」と言われ、いいから名前を言えと言ったらそれが上野樹里で、やっぱり知らなかったのよー、とレミが笑って話すのはいいが、どうも黒柳徹子も知らなかったぽい。大河ドラマで主役を張った女優を、司会者が知らないのはちょっと恥ずかしいのではないか。まあ、87歳で単独司会が務まっているだけで立派だが。


映画ランキング

(2020/8/16 記)

*1:和田誠は、1977年5月12日号より「週刊文春」の表紙を担当。2000回到達を機に、2017年7月27日号より過去の傑作選によるアンコール企画を続けている。