窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「光秀のスマホ」(4)「#信長様にフルボッコされるまで」

概要

丹波攻めで苦労している。信長から進捗を訊かれ「あと一息です」と答えるも「お前はいつもあと一息だな」と返される一コマも。

信長からの直電で「お前は本気を出せば猿など比ではない」と励まされたと思ったら「間もなく佐久間信盛、林秀定を追放する。意味は分かるな?」と脅される。「丹波・オア・ダイ!」

発奮した光秀は丹波・丹後を平定。褒美としてしじら織百反と丹波の国を賜る。

その頃、元稲葉一鉄の家臣であった斎藤利三が新たに光秀の家臣に加わる。が、信長から、「稲葉一鉄に返してやれ」との指示が。断わると、光秀のところへやってきた信長に「ちょっと手柄を立てたぐらいでいい気になってわしに逆らうのか」と足蹴にされる……

雑感

第三話の松永久秀の件は不問にされた模様。しかし信長の冷血ぶりに改めてゾッとする。

しかし、信長の機嫌を取ろうとして好みを秀吉に聞いたり、ご機嫌取りを見抜かれて誤魔化したり、秀吉情報を真に受けて信長から送り返されたり、光秀は性格がセコイ上に頭の回転もイマイチ。いくらなれなれしく寄ってくるからといって、キミが秀吉のことを死ね死ねと思っているのと同じように、相手も光秀のことを思っているのだろうから、ちょっとは考えろよなあ……

ようやく丹波を平定させ、面目を施した光秀だが、信長に面と向かって逆らったのは、やはりいい気になっていたのか? 最終的には断わるにしても、もう少し言い方がありそうだとは思った。もっとも、信長がなぜ稲葉に戻せと言ったのかは謎。

史実では斎藤利三は光秀の家臣を続け、本能寺の変・山崎の合戦で光秀と行動をともにし、ともに死んでいる。春日局の父である。



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