窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「光秀のスマホ」の面白さ

「光秀のスマホ」は近年まれにみる面白さで、もう既に5回か6回は見返している。成功要因としては次の三つがあるかな、と思う。

  1. 一話5分と短い。30分とか40分とかだったらダレる(もっとも、全6話を一気見しても、飽きないけど)
  2. キャラを三人に絞り、ライバルの秀吉は顔、怖い上司の信長は声のみ、主人公は最初から最後まで指先のみ。贅肉をそぎ落とし徹底的にシンプルにしたのがよかった。これできちんと演技をした役者もすごいと思うが。もう一人玉ちゃんがいて、普通にかわいかったけど、名前のクレジットがなかった。前半の玉と後半の玉は別人ではないだろうか?
  3. スマホの画面の中が徹底的に作り込まれている。だから何度も繰り返し見てしまうし、画面を止めたり拡大させて見たりしてしまう。このあたりはスエヒロさんの力かなと思うが、ぐるぐるスクロールさせてしまって一瞬しか映らないところにもちゃんとネタが仕込んであるのだ。LINE的なアプリの名称が「FUMI」だったり、通信状態を示すのがNOROSY(のろし)だったり、命名のセンスもいい。ただ、最も使われているtwitter的なアプリの名前がわからなかったのが残念。

それにしても、よくNHKがこんな番組を作ったものだ。ふざけた内容は真面目に作るから面白い。セットも衣装も、かなりしっかりとできていたが、大河ドラマのスタッフの全面協力があったとのこと。もちろん、大河ドラマの主役と同一人物で、連動企画だったことも功を奏しただろう。


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