窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「大豆田とわ子と三人の元夫」第六話

放送日

  • 2021年5月18日

あらすじ(公式サイトより)

誕生日当日の夜、取引先の説得に向かったとわ子との連絡が途絶えた。とわ子の誕生日を祝うため、オペレッタに集まっていた八作、鹿太郎、慎森は彼女の身を案じるが、そこへ早良、美怜、翼が偶然来店し、さながら合コンのような飲み会が始まる。

さらに、元義父の旺介から半ば強引に呼び出された八作たちは、とわ子のマンションへ。早々に酔いつぶれて寝てしまった旺介をよそに、主不在の部屋で、なぜかギョーザを作り始めることになった元夫たち。その傍らで、女性陣はそれぞれの恋愛の愚痴で意気投合し始める。しかも、名前こそ出さないものの話題は明らかに八作、鹿太郎、慎森のことで、三人は動揺を隠せず…。

あらすじ(ネタばれあり)

とわ子が門谷と出かけた。しろくまハウジングでは皆がどうしたらコストを抑えられるか必死で見積書を検討しているが、とわ子からは連絡なし。恐らくとわ子と門谷の交渉中に、かごめの異変を告げる急報が入り、とわ子は門谷との交渉を打ち切って病院へ行く。話を途中で打ち切られた門谷は怒り心頭で、契約そのものをすべて破棄するとしろくまハウジングに伝える。

とわ子は八作にだけ連絡、ストローとホッチキスを買って病院にくるよう依頼。八作がストローとホッチキスと靴下を買って病院に行くと、とわ子は霊安室の前でかごめのパーカーのとれた紐をストローとホッチキスを使って修繕。「今日の夜、直してあげると約束したから」。霊安室に横たわっていたのはかごめだった。

死因は不明。事故とも自死とも明言されず。新人賞に応募する漫画作品を描き上げたところだし、夜にはとわ子の誕生日を祝う予定だったから、自死ではなかろうと思うが。

門谷の会社との契約はどうなったのかも語られず。ただ、会社はつぶれずに済んだようだから、なんとかなったのだろう。そして一年が経過し、とわ子は公園でイダギチジョー(の演じる男性)と知り合う。

雑感

いろいろ衝撃的過ぎて消化できない。理由が語られないのもあとにひく。

とわ子にとって大事な人がいなくなっても、仕事は続くしお腹もすく。そいう描き方はよかった。大人は毎日泣いてばかりはいられないのだ。

かごめの部屋へ行って、冷蔵庫の余り物で食事の支度をし、それを食べる、という供養の仕方は共感した。

(2021/5/27 記)


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