題名
- 「鎌倉殿の13人」第4話「矢のゆくえ」
放送日
- 2022年1月30日
概要
治承4年(1180)8月、ついに挙兵を決断した源頼朝の一党は、伊豆国の目代・山木兼隆を討って初戦を飾るべく戦支度を始める。しかし、頼朝の乳母子である山内首藤経俊に助力を断られるなど、強大な平家の威光の前に思うように兵が集まらない。強気な兄・宗時とは対照的に自身の浅慮を後悔する北条義時。そんな中、対岸の江間館で暮らす八重が義時に声をかけ……。(NHKオンデマンドより)
騒がしいが何かあるのかと小四郎に訊く八重。元妻として、あの方の不利になることはしない、という八重を信用して、小四郎は挙兵の準備をしていることを漏らす。が、八重はその話を父・伊東祐親に話し、祐親は大庭景親に報告する。挙兵の誘いを断わった山内首藤経俊も大庭景親に報告。大庭景親は、兵を集めるのに苦労しているようだと見抜く。
決行の日は8月17日、祭りの日に山木を襲うと決めたが、山木がその日に在宅しているかどうかがわからない。小四郎は八重に探りを入れるが、父を裏切れと言うのかと追い返される。が、夫・江間次郎から、山木兼隆が足を痛めて家にいることを知った八重は、矢に白い布を巻き時政の屋敷に向かって矢を放つ。白い布は(もともとは)逢引きのしるし。これは「山木が家にいる」意味と察した小四郎は、挙兵を進言。その夜、時政らの軍勢は山木の館を目指し、火矢を射かける……
雑感
今回は、北条の館に向かって矢を射かける八重がすべて。まあ、圧倒されるくらい恰好よかった。なるほど新垣結衣をこう使うのか、と納得。ガッキーのファンでなくても納得のいうところ。タイトルの「矢のゆくえ」は、山木の家に射かけた矢と八重の矢とのダブルミーニングになっているわけですね。
小四郎が八重に向かい、「坂東は平家に与する奴らの思うがまま。飢饉が来れば、多くの民が死にます。だから、我らは立つのです!」というセリフもよかった。
今日のtwitter
(2022年2月6日 記)#鎌倉殿の13人 第4回。りくのイカサマ御籤にて挙兵の日取りを決める頼朝、そんな頼朝もイカサマ師さながらの巧みな話術で人をたらしこんでいくのが面白い!兵が集まらず挙兵を躊躇する頼朝の決意をさせたのは八重の白い布の矢。火蓋がきられた源平合戦、初陣の義時、頑張れ北条家! #鎌倉絵 #殿絵 pic.twitter.com/Ijsfy0JHd0
— KEI-CO (@keico) January 30, 2022