窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「舞いあがれ」(018)

第04週「翼にかける青春」(水)

放送日

  • 2022年10月26日

登場人物

  • 藤本幸広(中岡教授)

概要

久しぶりに東大阪へ帰ってきた舞の兄・悠人。舞はお好み焼き・うめづに居座ろうとする悠人を、なんとか実家へ連れていく。連絡が取れず心配していた父・浩太と母・めぐみに、悠人は就職が内定したことを告げて家族を安堵させるが、三年で辞めると宣言。それを聞いた浩太は、なぜ辛抱ができないのかと悠人に問い、二人の口論がエスカレートして、舞やめぐみは悠人をいさめようとする。(NHKオンデマンドの解説より)

悠人は大学時代にデイトレで三年で2,000万貯めたという。それを元手に投資家になると。それを聞いた浩太は、仕事はお金のためにするものではないと反論するが、悠人から、では親父はどんな夢を叶えたのかと訊かれ、口ごもる。

8月31日に記録飛行の許可がおりた。それに先立ち、6月第二日曜にテスト飛行をすることが決定。その夜、居酒屋で決起会を行なった。

雑感

「岩倉家の問題児の帰還でした」とナレは言うが、問題児だろうか? 心配する親からの電話に出ないこと? あれは親の方が心配のし過ぎだ。久しぶりに帰省したのに、真直ぐ家に帰らず、うめづに寄ったこと? そのくらいええやん。ちゃんと家には帰るんだから。仕事の目的は金(だけ)と言い切ったことか? 恐らく、日々小金を稼ぐのに汲々としている両親からしたら、学生が2,000万も貯めたと聞いて胡散臭いものを感じたのだろう。が、悠人は悪いことをしたわけではない。借金や留年をして親に迷惑をかけたというわけでもない。ちゃんと就職活動もして、一流企業から内定ももらっている。立派なものだ。ちょっと態度が素直でないだけ。これを問題児扱いしてはかわいそうだ。

父の事業が傾きかけ、それがために進学を諦めなければいけないかも知れない事態に陥った経験のある悠人にしたら、お金は何より大事、と考えるのは不思議ではない。浩太は、むしろ痛いところを突かれたと感じたのかも知れない。悠人は舞がやっていることを聞き、それがお前のやりたいことなら頑張れと励ましている。昔通りに妹思いのいい兄である。

舞、藤谷、日下部の一回生は、ひたすらリブを作る毎日。舞は空山に話しかけるが返事がない。藤谷、日下部は、空さんは話しかけても返事をしない人だと平然としている。翌日から一回生はフェアリング(コックピットを作ること)を手伝うことに。

飲み会では一回生は飲酒禁止。2004年当時はそこまで厳しくなかったと思うが、これは令和のモラルだなあ。
(2022-11-03記)


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