窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「舞いあがれ」(046)

第10週「別れと初恋」(月)

放送日

  • 2022年12月05日

登場人物

  • 山田裕(審査官)
  • 富永浩至(管理官)

概要

中澤学生に妻から離婚届が送られてくる。それを矢野学生に見せると、今は単独飛行が可能かをチェックする試験に集中すべきといわれる。一方舞は、柏木学生のことが気になってなかなか寝つけない。飛行操縦試験のために必死で眠ろうと目をつぶる舞は、なんとか眠ることができる。翌朝、朝食をとろうと食堂に行くと、舞は柏木を避けて離れた席に座ってしまう。(NHKオンデマンドの解説より)

単独飛行試験開始。まずは柏木。隣に大河内、後席には試験官と舞が座る。自信を取り戻した柏木は無事にクリア(と思われる)。次は舞。後席には今度は水島が座るのかと思ったが、柏木だった。離陸・旋回は問題ないが、着陸はうまくいかず、やり直しとなった……。

感想

週跨ぎで期待を持たせた「岩倉、俺はお前のことが……」は、twitterでは大喜利が始まったりもしていたが、「何でもない」という、想像し得る最悪の回答だった。入学試験の時、面接の直前に不用意に話しかけてきた舞への意趣返しか?

舞は、人を好きになったことはないとしても、中学高校を通じて、これまで誰にも告白されたことがないとは考えにくい。だから、柏木が「俺はお前のこと……」と言いかけて口ごもった時に、これはもしかしてアレなんやないかと勘づくべきだった。が、舞は無邪気に、「この人何を言おうとしてはるんやろ?」という目をしていた。そういうのはいらない。それと、アバンが長過ぎ(2分以上あった)。

中澤から離婚届を見せられた倫子は、「(妻とうまくいっていないからといって別の女に慰めてもらおうとする)そういうとこよ」とは言わず、用紙を隠し、「今は試験に集中すべき」と言ったのは、彼女なりの成長ということだろうか? 中澤を仲間と認めればこそか? 航空学校には既婚者もいるだろうし、既婚者にはこの問題はあり得るだろう。こういう点はリアルでいい。

舞は苦手の着陸がやはりうまくいかず、go aroundを繰り返したが、最終的にちゃんと着陸できればいいのではないか。これが採点にどう響いたか。震えていた水島はどうなる?

金子珠美演じる宮田真紀子は食堂のおばちゃんと思われる。

この表情の福原遥は好きだ。カッコいい。


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