窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「舞いあがれ」(047)

第10週「別れと初恋」(火)

放送日

  • 2022年12月06日

概要

舞、柏木学生、水島学生は緊張したプリソロチェックを終えて、大河内教官から結果を伝えられる。柏木学生は、無事に合格する。そして着陸にてこずった舞も、なんとか合格する。舞は急な横風に煽られ着陸ミスをしたことを気にかけて大河内教官に尋ねると、大河内は着陸を取りやめ危険回避をしたことを評価したと答えるが、センターラインを外した着陸を改善するよう指導される。(NHKオンデマンドの解説より)

水島は管制塔からの指示を繰り返さず、単にラジャーと答えてしまう。指示が聞き取れなかったため繰り返せなかったのだが、案の定、指示を守れなかった。三日後に再審査となったが、結局、退学になってしまう。

感想

落ちるとしたら水島しかいないと思っていたから、水島が落ちたのは全く不思議はないが、吉田の時には、無理なんじゃない? と思ったことを覆してきたことを考えると、随分あっさりと退学が決まったものだと思った。最初のテストの時の水島の運転状況は短いながらも描かれたので、ああ例の欠点は克服できていなかったのか、これじゃあダメだと思ったが、再審査の様子は描かれなかった。柏木が付き合って管制塔とのやりとりを特訓までしたが、どの程度の成果があったのか(まるでなかったのか)は知りたいところだった。

柏木が舞に、管制塔からの指示が聞き取れなかったらどうする、と訊き、舞は、恥ずかしいけど聞き直します、と答えると、柏木は、そうだ、それでいいんだ、と言う。そして、水島は、聞き取れなかったのに聞き返さなかったと……。このやりとりで、柏木はずいぶん成長したなと思った。

大河内教官は舞(のような生徒)が好きなのではないかと思っているが、テストの講評も、横風に煽られて姿勢を崩したことではなく、ダメだと思って素直にやり直したことを評価されたのを聞いていて、やはり、と思った。やり直すこと自体は悪いことではない。過信しないこと、安全を最優先することが大事だということだろう。



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