窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「舞いあがれ」(119)

第25週「未来を信じて」(水)

放送日

  • 2023年03月22日

概要

舞は喫茶ノーサイドで、店員として働く佳晴が店になじんでいる姿をほほえましく見ながら悠人を待っていた。そして悠人が来ると、「空飛ぶクルマ」の開発に乗ってくれそうな投資家はいないかと相談する。悠人は舞の情熱にほだされ、投資家を紹介すると約束する。そんな中、悠人のスマホにメールの着信が入る。(NHKオンデマンドの解説より)

興味を持ってくれた投資家が何人か見つかる。その人たちへのプレゼンに向け、アビキルは準備に余念がない。渥美が助っ人に現われる。

章はIWAKURAの社長を継ぐことを決意し、浩太に報告。舞と章は協力して東大阪を活性化させようと誓う。

感想

アビキルのやっていることは大手のメーカーだって考えているだろうし、あるいはアビキルが成功したら参入してくるだろうし、こんなのは金と人員を持っている大手資本には勝てないのではないだろうか? ビジネスとしては極めてリスクが高いと思うが、舞が確信している根拠は? 

悠人は、ハードウエアは難しいと言いつつ、リーダーのカリスマ性とか情熱とか抽象的なことを言うのみ。必要なのは具体的な可能性なのではないか? 人を乗せるドローンの開発に着手または検討しているところが、世の中にないはずがない。それらの会社のリストアップおよび開発状況くらい調べられないものか?

ばんばが「デラシネの日々」を読み、感動している。舞が貴司の歌の感想を言わなくなった(読まなくなった?)現在、貴司のやっていることを多少なりともわかるのは、祥子だけなのかも知れない。貴司は「もう、そういう歌は詠めない」と弱々しく漏らす。年を取り、環境が変われば作風が変わるのは当然だが、貴司の言うのはそれとは違った意味だろう。貴司の苦しみに祥子は気づくか。

佳晴は「ノーサイド」で働いていた。ということは、居酒屋はバイトリーダー目前で辞めたわけか。ここは居心地がいい、と言うが、ただ品物を運び、お客さんとおしゃべりしているだけならそりゃ楽だろう。営業してお客さんを増やす(努力をする)とか、料理を覚えるとか、そのくらいやってくれなきゃ津田道子も困るだろう。

刈谷は後輩の舞に対して、常に敬語で話をする。現在は仕事のパートナーである以上、当然ではあるが、なかなかできないことだ。立派だ。



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