窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「らんまん」(045)

第9週「ヒルムシロ」(金)

放送日

  • 2023年06月02日

登場人物

概要

寿恵子のことが頭から離れず調子の出ない万太郎。話を聞いたりん、えい、ゆうは、それぞれが経験した恋の話をして万太郎を励ます。勇気をもらった万太郎は、白梅堂へと走り出す!(NHKオンデマンドの解説より)

  • 万太郎は、これまでも恋は散々してきた(植物相手に)。恋は爽やかなものだ。しかし寿恵子が抱き上げられたところを思い出すたびにどす黒い気持ちが沸き上がって来る、と。えい、ゆうは恋はそんなきれいごとじゃないと諭す。
  • ゆうの故郷は能登、結ばれぬ恋をして一度の契りを結んだあと、家を出て亭主を持ち、子どもも生んだ(恐らく亭主の子ではない)。その後亭主が心変わりして離縁されたが、子は後継ぎだからと取り上げられた……。
  • ゆうの夫、隼人はやはり彰義隊の生き残りだった。傷を負った隼人を匿い、手当てをしたことがきっかけ。ゆうは、傷が深ければいいと祈ったという。傷が深ければ、戦線へ復帰することなく、ずっとそばにいてくれると……。
  • 白梅堂へ行くも、店番をしていたのはまつ。寿恵子は外出しているという(ダンスの練習か)。寿恵子のご両親にお願いしたいことがあるが、今の自分は何者でもない、植物学者として名をあげたらお願いに来ると宣言し、店の菓子を全部買っていく。
  • まつは、寿恵子は17だから、いい縁談があったらあなたを待たずにまとめますと答える。

感想

  • 小学生の恋は爽やかで美しいものかも知れないが、健康な20代の若者の恋は、もっと生々しいものだろう。と思ったらえいとゆうが代弁してくれた。
  • 明治のことだから本人の意志より親の意向が大事ということなのだろうが、寿恵子が万太郎のことをどう思っているのかまるでわからない、というより、万太郎が寿恵子のことをどう思っているのか本人に伝える前に、親に話をするのはどうなんだろう。いや、「親に話す」ということが「本人に伝える」ことになるのか?
  • 自分は、雉真勇ちゃんの言葉を万太郎に伝えたい。「女に惚れたら、『~してから』などと先延ばしするな。先延ばしをすると絶対に報われない」と。


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