窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「おむすび」(004)

  • 第01週「おむすびとギャル」(木)

放送日

  • 2024年10月3日

出演者

概要

天神のゲームセンター近くでギャルたちに出くわした結が、しつこく博多ギャル連合への加入を求められ困ってるところに警察が現れる。結とギャルたちを見かけたサラリーマンの男が恐喝と勘違いしたようで、ギャルたちは何も悪いことはしてないと反発するが、男はギャルたちを見た目で判断し社会のクズ呼ばわりする。(NHKオンデマンドの解説より)

米田家では、形が悪くて出荷できない野菜を選別している。味は変わらないのに廃棄処分にされるのはもったいないと結は思うが、見た目が悪い野菜はクズだと聖人は言う。そこへ永吉がやって来て、売って来ると言う。あっさり廃棄しようとする聖人に、お前は本当の農家ではない、とも。

永吉は繁華街で結とともに路上販売を始める。格安でいくらにもならないが、食べてもらえればそれでいいのだと永吉は言う。そこで結は四ツ木と再会。その後、スナック「ひみこ」へ結を連れて行った永吉は「見た目が悪かろうが、この世にクズというものはない」と酔って力説。

聖人は戸棚から櫛、ハサミ等を取り出してじっと眺める。

感想

見た目で不良、はみ出し者とレッテルを張られるギャルと、形が悪いために廃棄処分にされかかる野菜を引っ掛けての話か。

形が悪い野菜はダメなのか、は「美味しんぼ」でも取り上げられたが、これは消費者の好みがどうこうというより、形が揃わないと箱に詰めにく、単純に運送コスト、管理コストが跳ね上がるということだと思う。また、ハギャレンの子たちについて言えば嫌がる結にごり押しして仲間に引き込もうとするし、中身がいいとは言えない。ベタな喩えなだけに、まだ裏がある?

しかし、前回、はっきり厭だと言えずについていかされた結が、今回は「お姉ちゃんもギャルも大嫌いです、二度とつきまとわないでください」とはっきり言ったのはよかった。

聖人は本当は理髪師になりたかったのかな……

永吉は普段はもう仕事をしておらず、畑仕事は佳代、聖人、愛子の役目。つまり聖人が頼りなのに、たまに顔を突っ込んでは「本当の農家ではない」はちょっと酷い。本当の農家でなくてもいいじゃないか、真面目に仕事をしてくれれば。愛子が結に言ったように、「厭なのに家の仕事だからと無理に続けることはない」と思っているなら、別だけど。

それで、軽トラで野菜を売りに行って、スナックに酔って、帰りの運転はどうしたんだ? 代行か? 随分高くついた野菜の販売だったな……。


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