窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「カムカムエヴリバディ再放送」(003)

  • 第01週「1925-1939」(水)

概要

高等小学校を卒業し14歳になった安子は、あんことおしゃれが大好きなごく普通の女の子。家業の手伝いをしていますがまだこれといった将来の夢は見つかっていません。店番をしていると、ある青年が和菓子を買いにきました。この青年、実は安子の幼なじみ・勇の兄・雉真稔でした。流暢に英語を話す稔の姿に安子は心を動かされます。この出会いがやがて安子の運命を大きく変えることに。(NHKオンデマンドの解説より)

年代考証

  • 前話で安子が14歳になり、今話で尋常小学校を卒業した。甲子園大会では海草中(和歌山)の嶋清一が準決勝と決勝の二試合連続でノーヒットノーランを達成し優勝したっぽいから、1939年。とすると、前話から時差なくつながっていることになる。
  • ラジオで「11日に蒙古軍が満州に攻撃を加えた」と告げられていたが、恐らくこれは5月11日から始まるノモンハン事件のこと。
  • 第1話で安子は小学校三年生。9歳(1934年)かと思ったが、今回から逆算すると1935年か?

感想

  • 安子は稔さんと「実用英語会話」のふたつの重要なものに出会う。
  • きぬちゃんがたちばなの店番をしている。どうもちょいちょい駆り出されている模様。住み込み職人三人分も含めた家事をしなければいけないから、ひさ、小しずの女二人は忙しいのかな。それにしても職人がラジオを聞くため(本来店番をするはずの)安子が配達し、(豆腐屋の娘の)きぬが店番をするのはいくらなんでもちょっと。いや二試合連続ノーヒットの空前の快挙の前には致し方ないか? 雉真家でも女中がラジオにかじりついて仕事をしないと稔さんが言っていたし。
  • 金太はラジオを聞いてよく笑っている。こんなに笑っていたっけ? 職人らの手前、威厳を保とうとしてか、あまり笑わなかった記憶があるのだが、記憶なんてあてにならないな。
  • 赤螺吉右衛門が幼いのにできる子だ……! 吉兵衛は、1話では高価なラジオを盗まれたのだから怒るのは当然なのだが、どうも少し心の狭いところがあるようだ。それに対して吉右衛門は誰に似たのだろう。清子さんかな。吉兵衛も、商売で苦労して性格がひねてしまったけれど、若い頃はああだったのかな。

カムカムイングリッシュ

  • You always make my day!(君のおかげで毎日ハッピー)